前回までの記事では、家の購入にはさまざまな選択肢があることを見てきました。モデルルームでチェックすべき点についても分かりました。今回は、家を買おうと思い立ってから購入するまでの全体の流れを紹介します。夫婦の役割についても、注意点を確認します。

 加えて、中古物件を買う場合に必ず行うべき“To do” についても紹介します。

 今回も、住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所主宰・井上恵子さんに話を伺います。

【家の買い方、マンションの選び方 特集】
第1回 戸建てとマンションどっちがわが家に向いている?
第2回 ハウスメーカー徹底比較!後悔しないメーカー選び
第3回 モデルルームで煽られない!この5カ所は見落とすな
第4回 家購入までのプロセスと夫婦の役割、注意点 ←今回はココ
第5回 「5LDK」の落とし穴、賢い間取りの読み方とは?

家購入、まずは資金計画から

 家購入のプロセスは、おおよそ次のような順で進めていきます。

家を建てたい夫婦へのアドバイス経験も多い井上恵子さん。
家を建てたい夫婦へのアドバイス経験も多い井上恵子さん。

<家を買うまでの流れ>

資金計画
 ↓
情報収集・優先順位決め
 ↓
モデルルーム見学や業者選定
 ↓
交渉・契約
 ↓
引っ越しの段取り

資金計画

 家を購入したいと思ったら、まずは資金計画から始めましょう。自分たちはいくらで買えるのか、目処をまずたてることです。

情報収集

 予算の目処がついたら、次に情報収集です。ハウスメーカーやマンション業者のパンフレットを取り寄せたりして、情報を集めましょう。建築士に依頼して戸建てを建てたいのであれば、住宅雑誌・建築雑誌などを見て、好きなテイストの建築士を探してみるのも良いでしょう。

 このときに、夫婦のあいだで優先順位を決めておくと、無駄がないです。例えば、立地なのか、広さなのか、価格なのか。実際にモデルルームなどに出かけていくとそれだけで半日は取られますから、まずこの段階で、優先順位を決めておくことをお薦めします。

モデルルーム見学や業者選定

 モデルルーム見学は最低3件から5件くらいは回ってみると良いと思います。戸建ての依頼先業者を決めるにあたって不安があるという場合は、プロのコンサルティングサービスを利用するのも一つの手です。例えば、東京・新宿パークタワーにある「リビングデザインセンターOZONE」では、自分の希望に合う建築家や工務店、ハウスメーカーはどこなのか、業者選びをサポートするサービスなどがあります。

<次ページからの内容>
・家購入のプロセス(交渉・契約から引っ越しの段取りまで)
・パパとママの役割「窓口を一本化することで無駄をなくす」
・中古物件を買う場合は要チェック!忘れてはいけない2つのこと
1)「確認申請の確認済証」と「完成検査済証」は揃っていますか?
2)「新耐震基準のものを買う」が大原則

次ページから読める内容

  • 夫婦で窓口を一本化することで、無駄をなくす
  • 交渉・契約
  • 引っ越しの段取り
  • 1981年に強化された耐震基準

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