幼児期や小学校低学年までは「パパ大好き」と言って寄ってきてくれた天使のような娘が、思春期になってパパとの間に一定の距離をとるように……。よくある光景ではありますが、パパにとっては寂しく、戸惑いも大きいもの。高学年の娘とパパ、そしてママはどのような関係を保つべきなのでしょうか。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授の小野寺敦子さんに聞きました。

【年齢別特集 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) 思春期の娘が見ているのは、父親と母親の関係 ←今回はココ
(2) 小学生のメイクやコンタクトレンズ 線引きはどこ?
(3) 子ども脱毛は安全? 大人の脱毛と異なる点とは

思春期の子が親と距離をとるのは当然のこと

 小学校高学年になると、「ただいま」と帰宅しても子どもが駆け寄ってきてくれなくなり、スキンシップを嫌がられたりと、戸惑い、寂しさを感じる親は多いでしょう。特に、娘が父親に対して以前と違う態度を見せるようになる、というのはよくある光景ですが、「これは極めて自然なこと」と、父親と思春期の娘の関係に詳しい目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授の小野寺さんは説明します。

 「10歳の子どもを調査したところ、男の子はパパともママとも仲が良い一方で、女の子はパパよりママと仲が良い傾向がありました。10歳ぐらいになると、娘は異性である父親を意識し始め、ちょっと距離をとるようになるのです。

 思春期は第2次性徴を迎え、生理が始まり体つきが女の子らしくなってくるなど身も心も大きく変化する時期です。娘がこうした時期を迎えたことを理解し、成長を見守ってほしいのですが、デリケートな時期だけに接し方が難しいのも事実です。

 ママは昔、自分も体験しているので、娘の気持ちを理解できるのですが、パパにとっては、娘の態度や変化が理解しにくいのです。娘が父親と距離をとりたいと思い始める時期ということを理解せずに接しようとすると、最悪の場合『ウザイ』『キモイ』と言われることになりかねません」

 最愛の娘から嫌われないために、父親は思春期の娘にどのように接すればよいのでしょうか? 次のページから父親が知っておくべき娘への接し方のポイントや、この時期の母親の役割などについて小野寺さんに伺います。

次ページから読める内容

  • 思春期で鍵を握るのは「夫婦の関係」
  • パパは娘を追わない
  • 思春期の娘に言ってはいけない3大NGワード
  • 思春期までに会話が豊富な関係だと?

続きは、日経DUAL有料会員の方がご覧いただけます

有料会員限定記事(1977本)が読める
ログインはこちら
有料会員登録すると以下のサービスを利用できます。
  • 有料会員限定記事
    子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える共感ノウハウ記事がぎっしり!毎月の総力特集や連載がスマホで便利に読める共働きマガジンです。
  • おでかけサポートメール
    平日は時間がないからこそ土日は親子で思い出に残るホンモノ体験を!直前でも参加できるとっておきイベントが満載。メールとともに予約が相次ぐお宝情報を毎週お届けします。
  • 共働き応援クーポン
    生活用品から子育てサービスまで、共働き暮らしに役立つ商品が割引きされるクーポンを多数ご用意。記事に加えて「お得」もゲット!嬉しい優待サービスをご案内します。
  • 「教えて!両立の知恵」
    妊娠から育休、職場復帰、小1の壁対策など専門家ノウハウを伝授。子の年齢やテーマで分類されたQ&Aが約300本読み放題、引き放題。賢い共働き家庭に欠かせない大辞典です。
  • ラクラク保育園検索
    保育園の細かな施設情報がキーワードや自治体から検索できる使いやすいデータベース。保育園探しを始める共働き夫婦の「保活必勝ツール」です。
  • あなたの街の保育園事情分析
    入園決定率、認可整備率、園庭保有率など、自治体ごとの保育園事情を深掘り!保活に役立つ情報が満載です。
  • 日経DUALラウンジ
    有料会員限定のオンライン会議室です。質の高いクローズドなコミュニティで情報交換ができます。
  • イベント招待/先行受付
    専門分野の名物講師によるプレミアムセミナーにご招待したり、優先的にご案内したりします。
もっと見る