日中の気温が30度を超えるなど、本格的な夏が到来しました。年々厳しくなる猛暑の中、赤ちゃんと初めての夏を迎えるママ・パパが、赤ちゃんの健康のために知っておきたい大切なポイントを「あかちゃんとこどものクリニック」の田中秀朋院長に聞きました。

【年齢別特集 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) 離乳食 うまく手を抜くための3つのポイント 
(2) 夏のベビーカー使用 赤ちゃんの熱中症リスク高める ←今回はココ
(3) イライラは食卓の敵 不要なものは切り捨てて
(4) 赤ちゃんの保湿剤、虫よけ、日焼け止め 正しい順番は?
(5) 働く妊婦が知っておくべき早産リスク
(6) 1日でも長くお腹に 切迫早産どう乗り越える?

赤ちゃんの熱中症、見逃すと急に重症化の恐れ

 近年の猛暑によって、熱中症で搬送される人が後を絶ちません。特に乳幼児は大人よりも熱中症のリスクが高く、注意が必要です。

 「適度な汗をかくことは、赤ちゃんの汗腺の発達の観点から見れば必要なことですが、赤ちゃんは体温調整能力がまだまだ未熟です。発熱したり、意識障害を起こしたり、けいれんをしたりなど、熱中症が急激に重症化する恐れがあります。過度な暑さから、赤ちゃんをしっかり守ってあげることが重要です」と「あかちゃんとこどものクリニック」の田中秀朋院長は話します。

◆赤ちゃんにこんな症状があれば熱中症のサインかも
・顔が赤い
・元気がなく、ぐったりしている
・汗をたくさんかいている
・母乳やミルクを飲む量がいつもより少ない
・オムツが乾いている(尿が少ない)

 屋外だけでなく、屋内でも熱中症には気を付ける必要があります。しかし、気を付けるあまり、エアコンを低く設定し過ぎて赤ちゃんが冷えてしまい、低体温になってしまうこともあります。

 ママパパが夏の赤ちゃん育児で知っておきたいポイントは、「エアコンの上手な使い方」「赤ちゃんの水分補給」「外出時の注意点」の3つです。どんな点に気を付ければよいのでしょうか。

写真はイメージです
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次ページから読める内容

  • エアコンの設定温度を確認する方法
  • 失った塩分やミネラルはこうして補う
  • 夏のベビーカーが危険な理由

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