職場復帰に当たって、考えておきたいのが「おっぱい」(授乳)について。母乳育児をしているなら、復帰前に卒乳するか、母乳を続けるか迷うママは多いものです。特に夜間授乳を続けていると、まとまった睡眠時間が取れずに「寝不足でつらい」という声もよく聞きます。今回の記事では、復帰後も母乳を与えたい場合の準備ポイント、どうしても夜間授乳がつらい人向けに、夜間だけ卒乳する方法をお伝えします。

【年齢別記事 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) コロナ下の育休復帰 新しい働き方どう対応?先輩親の声
(2) 職場復帰後の「おっぱい」どうする? 夜間卒乳のコツは ←今回はココ
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 職場復帰をきっかけに卒乳する人もいれば、復帰後も母乳を与えたいと考える人もいます。育休中は1日に何回も母乳をあげていたママが、職場復帰後に急に日中の授乳をやめると、おっぱいが張ってつらくなるというケースも。復帰後も無理なく母乳を続けたいと考える場合、どのような選択肢があるのでしょうか。

 まず考えたいのは、「昼間も母乳を与えるかどうか」です。生後数カ月で子どもを保育園に預けて職場復帰するママの中には、「昼間ももう少し母乳をあげたい」と考える人もいるでしょう。その場合は、園に直接授乳しに行くか、冷凍母乳を届けるという2つの方法が考えられます。

 一方、昼間は母乳を与えず、朝と夜だけ与えたり、思い切って夜間卒乳に踏み切ったりするママも。小児科医の渡辺とよ子さんは、「ママは『うちの子がちゃんとミルクを飲めるかしら』などと一人で考えすぎないで。保育士さんはプロですから、どの子にもきちんとミルクを与えてくれます。ミルクでも栄養面で問題はありません。特に職場復帰はママにとってとても緊張する時期ですから、ミルクを利用したい、という考え方もありです」と話します。

 ミルクの活用も視野に入れたうえで、職場復帰後に無理なく母乳を与えたいママに向け、今回は以下の3つのパターンを想定。それぞれについて、準備すべきポイントや心構えを、渡辺さんに聞きました。

次ページから読める内容

  • 冷凍母乳の受け入れは、自治体や園により異なる
  • 授乳間隔があくと、分泌量も徐々に減っていく
  • 夜間の授乳がつらいときの方法は2つ
  • おっぱいだけが育児ではない。罪悪感は必要ない

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