仕事の経験を家事や育児に生かし、家事や育児の経験を仕事に生かす。二兎(と)を追って、二兎を得る好循環サイクルを生み出す秘訣を、各界で活躍する仕事のプロフェッショナルたちに聞く新連載。2回目にご登場いただくのは、外資系証券会社や外資系コンサルティング会社で証券アナリストや戦略系コンサルファームのアナリストを経験した後、管理栄養士・調理師など食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」を元同僚ママたちと一緒に立ち上げた井出有希さん。6歳の息子と2歳の娘を育てながら、事業も育成中の井出さんに、問題解決の手法や仮説思考、目標管理手法などを用いた子育て法について伺いました。前編と後編に分けてお伝えします。

<「シェアダイン」共同代表 井出有希さんインタビュー>
【前編】 コンサル出身ママ 子育ての悩みを仮説思考で解決 ←今回はココ
【後編】 「言い続ける」大切さ 育児で学び仕事に生かす

子どもの成長は点ではなく、線で捉える

日経DUAL編集部(以下、――) スタートアップ企業の経営者として、また二人の未就学児のママとして忙しい毎日を送っていらっしゃることと思います。証券アナリスト時代や戦略系コンサルファームのアナリスト時代も含め、これまでに培ってきた仕事のスキルの中で、子育てに生かしているものがありましたら、ぜひ教えてください!

井出有希さん(以下、敬称略) そうですね。子育ての悩みに直面したときに、解決の手段として、仕事で培ってきた問題解決の手法を使うことは多々ありますね。

証券アナリストや戦略系コンサルファームのアナリストとして活躍したのち、起業家の道へ進んだ井出有希さん。6歳の男の子と2歳の女の子の2児の母でもある
証券アナリストや戦略系コンサルファームのアナリストとして活躍したのち、起業家の道へ進んだ井出有希さん。6歳の男の子と2歳の女の子の2児の母でもある

 直近の大きな悩みは、6歳の上の子のお友達関係で、保育園の先生に呼び出されたことです。息子が園のお友達にしつこく接してしまっているようで、「今はまだ大きな問題にはなっていませんが、保育園としては心配しています」と言われてしまって…。まさか、この年齢で先生に呼び出されることがあるのかと、その日は落ち込みましたね。

―― その気持ち、よく分かります。ママの立場だとつらいですよね。どのように、気持ちを立て直したのでしょうか?

次ページから読める内容

  • 「今の状態」だけに焦点を当てると必要以上に悪い方向に考えてしまう
  • 問題解決の道筋はステージ事に分けて考える
  • 「目標数値」をリビングの壁に張り出す

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