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子の一人歩きは日本独特 防犯のために親ができること

一人で行動をすることが自立ではない。子どもの「見守り」つなぎ、共働きでもテレワークが可能な親が担えることがある


コロナの影響で大人も子どもも生活様式が変わりました。そんな中で、子どもの安全を守るためにどのように防犯に取り組んでいけばよいのでしょう。親がわが子を守るためにできることについて、防犯に詳しい安全インストラクターの武田信彦さんに話を聞きました。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 地頭のいい子は観察力が違う 視点を変える親の声掛け
(2) 子の一人歩きは日本独特 防犯のために親ができること ←今回はココ
(3) 「抽象化」は生き抜くスキル 低学年の親ができること
(4) 違和感の伝授は親からのギフト 子ができる5つの防犯

ソーシャルディスタンスで見守りの声がけしづらく

 子どもたちが学童や習い事から帰宅する時間帯はうす暗くなる時期になりました。さらに昨年からの新型コロナウイルスで皆がマスクをつけるようになり、人の顔も分かりにくくなる中で、子どもの安全への不安が募ります。

 これに対し「確かにコロナは防犯に様々な影響を与えています。そんな中、今課題となっているのが見守りのしにくさです」と話すのは、子どもの防犯に詳しく、「うさぎママのパトロール教室」を主宰する武田信彦さんです。

 「昨年の休校期間中は、長時間にわたり留守番をする子どもが増え、留守番が防犯のテーマとなりました。学校再開後、留守番問題は解消された一方で、これまでに比べて見守りが難しくなったという多くの声を耳にしています」

 警察庁などで行われる防犯ボランティアの研修会で、武田さんが防犯ボランティアから耳にするのは、『ソーシャルディスタンスが必要になり、マスクの着用も義務になって、子どもたちに気軽に声をかけづらくなった』といった声だそう。さらには、親が在宅ワークになったことから、密を避けるために学童から早めに帰宅する子もでてくるなど、子どもの行動パターンに幅が出たことで、見守りのための時間帯が絞りづらくなっているという状況も起きていると言います。

 こうした状況において、子どもを守るために親はどのような防犯対策をとればよいのでしょう。「日本では、子どもに防犯ブザーを持たせたり、護身術を教えたりすることで守ろうとしがちですが、これでは子どもたちに防犯を押し付けることになってしまい危険です」と武田さん。あくまでも身近な大人たちが子どもを守るべきだという武田さんに、次のページから、大人ができることについて詳しく聞いていきます。

次ページから読める内容

  • 小学生に親が寄り添うことは過保護ではない
  • 親は自宅やマンションから一歩外に出て
  • 日本社会が子どもの一人歩きを許容する3つの理由
  • 世代間のバトンタッチへのコロナの影響

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