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共働き家庭の単身赴任 ワンオペ生活どう乗り越える?

気象キャスターの夫が単身東京へ。大学教員の妻が2児とのワンオペ生活を乗り越え、キャリアを支え合うために編み出した夫婦の連携術


共働きでどちらかが転勤になることは珍しくありません。その場合、夫婦は別々に暮らし、片方がワンオペで育児を担うことになります。家族やお互いのキャリアを大切にするためにどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。そこで第1子誕生直後から約6年間にわたって夫が単身赴任し、別居生活を経験した中央大学法学部兼任講師の斉田英子さんに、夫婦の話し合いのコツ、ワンオペになった側のキャリアへの葛藤、子どものメンタルケアなどについて聞きました。

【年齢別記事 保育園のママ・パパ向け】
(1) わが子がなつかない、そのさみしさも親の役どころ?
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(4) 共働き家庭の単身赴任 ワンオペ生活どう乗り越える? ←今回はココ

互いのキャリアを優先。自然な流れで別居生活に

 斉田英子さん(以下、英子さん)の夫、斉田季実治さん(以下、季実治さん)は、2021年に放映されたNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の気象考証も担当するなど、気象予報士として幅広い分野で活躍しています。もともとは九州内で活動していましたが、2009年に東京の気象キャスターのオーディションに合格。2010年から東京に拠点を移すことになりました。当時、英子さんは第1子の出産を控えていましたが、夫婦は話し合いの結果、季実治さんだけが東京へ行き、英子さんは熊本に残るという別居生活を選びました

 「私たち夫婦は結婚前から、お互いにどんなキャリアを歩みたいかを話し、応援し合ってきました。気象キャスターとして大きく飛躍するチャンスをつかんだ夫が、目標に向かって前進することは私にもうれしいことでした。一方、私自身も研究者としての目標があり、そのために当時勤務していた大学に居続けるのが自然な流れでした」

 英子さんは2009年末に長男を出産後、育休に入ったため、2010年秋までは東京で家族3人で暮らしました。その後、大学の秋学期に合わせて職場復帰。東京と熊本での別居生活が始まりました。

 週末はどちらかが移動し、家族そろって過ごしていましたが、平日の家事・育児は英子さんが1人で担当。2014年には第2子の次男が生まれ、乳幼児2人をワンオペで見るという状況になりました。育児への不安や、子育てをしながら研究結果を出すことの困難さもあり、追い詰められることもあったという英子さん。そんな状況をどのように乗り切ったのでしょうか。詳しく聞いていきましょう。

保育園の運動会(長男3歳、次男1歳の時)。「出来るだけ夫婦で参加できるようにスケジュール調整をしていました」
保育園の運動会(長男3歳、次男1歳の時)。「出来るだけ夫婦で参加できるようにスケジュール調整をしていました」
●妻が実践した、平日完全ワンオペ生活を乗り越えるためのテクニック

・大切にしたのは夫婦の会話 遠距離だからこそのルール&心得とは
・妻の1人時間はどう確保?
・別居生活の期限を設定した理由
・別居の理由を、子どもにはどう説明?
・子どもの「さみしい」という気持ちをどうケア?
ほか

次ページから読める内容

  • 好きな仕事をしているという満足感が大変さに勝っていた
  • 「エンジンフル回転で働けない!」という不満を夫と話し合い
  • 大切なことはアポを取って週末に対面で話し合い
  • さみしい気持ちを吐き出していい雰囲気づくりが大切

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