脱「受け身」スマホ&タブレット・ゲームとの付き合い方
-
1スマホ・タブレットで動画作り 身に付く力は?
-
2親子で動画作成 作り手のネットリテラシーも学ぼう
-
3ゲームを子どもの学びの材料に VR研究者パパの工夫
-
4ゲームを学びに生かすために「親子の対話」大事な理由←今回はココ
-
5SNS、フェイク…「メディア」リテラシーをどう学ぶ
-
6ネット情報に接するとき 親子で知りたい「ソウカナ」
ゲームとの付き合い方に悩む親は少なくありません。ゲームを学びに生かすためのヒントを紹介した前編に続き、東京工業大学・科学技術創成研究院准教授の長谷川晶一さんに聞きます。
小3と年少の男子2人のパパで、子育てにおいてゲームをポジティブに活用しているという長谷川さん。現在はバーチャルリアリティー(VR)の研究をしています。小学生時代は、ゲームしかできない機器だからという理由でファミコンを買ってもらえず、父親の仕事の関係で家にあったパソコンでゲームをしていました。中学入学後、ファミコンを買ってもらい、ドラゴンクエストなどのRPG(ロールプレイングゲーム)に夢中に。ゲーム好きが高じて自分でも作りたいと思うようになり、中高生の頃からプログラミングをして簡単なゲームも作っていたと言います。
ゲームを子どもの学びに生かすために、長谷川さんが大切にしている姿勢や注意している点などを詳しく聞きました。
「どんなゲームか」「面白いところ」など対話
ゲームの内容について普段から親子でたくさん話をする、というのは、長谷川さんが心掛けている大きなポイントの一つだといいます。
ポイント(3)
ゲームの内容について普段から親子でよく話す
「最近のゲームは絵がきれいで、隣で見ているだけでも内容が分かるので、ときには一緒に見るのもいいでしょう。子どもがしているのがどんなゲームなのか、どういうところが面白いのか、などを普段から聞くようにしています」。親子で話をすることで、そのゲームのどこに面白さや魅力を感じているのか、子ども自身の発見や気づきを促す効果がある、と長谷川さんは言います。
対話を大事にしている理由はもう一つあります。「日常的にゲームの内容について会話をしていると、子どもはつまらなかったところも話してくれるようになるからです」
なぜそれが大事なのでしょうか。

次ページから読める内容
- 「無料ゲーム」の落とし穴に気をつける
- 親が問いかけることで、振り返りのきっかけに
- 多角的な視点で、子どもの視野を広げる
続きは、日経DUAL有料会員の方がご覧いただけます
-
有料会員限定記事子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える共感ノウハウ記事がぎっしり!毎月の総力特集や連載がスマホで便利に読める共働きマガジンです。
-
おでかけサポートメール平日は時間がないからこそ土日は親子で思い出に残るホンモノ体験を!直前でも参加できるとっておきイベントが満載。メールとともに予約が相次ぐお宝情報を毎週お届けします。
-
共働き応援クーポン生活用品から子育てサービスまで、共働き暮らしに役立つ商品が割引きされるクーポンを多数ご用意。記事に加えて「お得」もゲット!嬉しい優待サービスをご案内します。
-
「教えて!両立の知恵」妊娠から育休、職場復帰、小1の壁対策など専門家ノウハウを伝授。子の年齢やテーマで分類されたQ&Aが約300本読み放題、引き放題。賢い共働き家庭に欠かせない大辞典です。
-
ラクラク保育園検索保育園の細かな施設情報がキーワードや自治体から検索できる使いやすいデータベース。保育園探しを始める共働き夫婦の「保活必勝ツール」です。
-
あなたの街の保育園事情分析入園決定率、認可整備率、園庭保有率など、自治体ごとの保育園事情を深掘り!保活に役立つ情報が満載です。
-
日経DUALラウンジ有料会員限定のオンライン会議室です。質の高いクローズドなコミュニティで情報交換ができます。
-
イベント招待/先行受付専門分野の名物講師によるプレミアムセミナーにご招待したり、優先的にご案内したりします。