- (1)パパの「遊び」レンズを増やして子との日常に輝きを
- (2)プロが勧める5つの遊び いつもの公園で体に刺激を ←今回はココ
- (3)遊べる工作をデザイナーパパが指南 巨大割り箸も
- (4)親子で「不思議」に浸る時間が将来の学びの芽になる
- (5)社会性育み頭を使うボードゲーム5選 未就学児向け
パパと一緒におでかけする定番の場所と言えば、公園。広いスペースで思いっきり体を動かせて、ブランコ、鉄棒などの遊具や砂場もあります。子どもたちにとってはワンダーランドであり、親にとっては、手軽に遊べるありがたいところ。
親子で楽しく遊ぶのはもちろん大前提ですが、ちょっとしたコツを知っているだけで、子どもの体を強くするためのエクササイズ的な要素も取り入れることができるとしたら、さらにうれしいですよね。体幹を鍛えたり、ハプニングに強い体にしたり、「かけっこ力」を強化できたりする遊びはあるのでしょうか。
そこで今回は、横綱朝青龍やF1レーサー片山右京さんなどトップアスリートのコンディショニングを手がけた経験を持つ、フィジカルトレーナーの櫻井優司さん(ナビスポーツアカデミー代表取締役)に、体作りに役立つ、未就学児向けの遊び方を教えてもらいました。
全ては「しがみつく」ことから
うちの子、まだ公園の遊具で遊べる年齢ではないんだけど……と思うパパも多いかもしれません。筋肉や運動能力が未熟な赤ちゃんのころ(しっかり歩くことができるくらいになるまで)は、遊具を使うなどの体を使った遊びは限られてしまいます。でも、いわゆる動物的な本能に基づいた動きはかなり早い段階からできます。そのスタートとも言えるのが「しがみつく」という行為です。