- (1)公立中高一貫校受検 コロナ下の変化や私立併願状況は
- (2)公立中高一貫校 気になる学びの内容や大学合格実績
- (3)3校の在校生親が語る 公立中高一貫校のリアル(前編)
- (4)在校生親 「公立一貫校ならどこでもいい」はNG ←今回はココ
- (5)公立中高一貫校 育てたい生徒像と適性検査の関係性
- (6)立川国際に小学校開校!12年間一貫教育の狙いは
首都圏にある、それぞれ別の公立中高一貫校に通う兄弟の母親であるAさんと、娘が東京都立桜修館中等教育に通う母親のBさんという、2人の共働きママによる在校生親座談会。後編では、AさんとBさんに、授業の様子や行事、部活動の状況などについて、親目線で語ってもらいました。
「手厚いバックアップをしているわけではない」ので成績が二極化
―― 授業について、お子さんたちはどんなお話をしていますか?
Bさん 全体としては充実した教育内容であるようですが、全ての授業がすごく良いわけではないようです。「面白い授業もあるけれど、眠くなるのもある」と言っていますから。公立の小学校時代よりは熱心な先生がそろっているように感じますが、当然ながら凸凹はありますよね。公立なので先生方の異動もありますし。
Aさん そうですね、授業に対しては息子たちも同じようなことを言っています。また、学校が手厚いバックアップをしているわけではないので、成績が二極化しているとも言っていました。