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ワーママ転職 「夫には一切相談しなかった」理由は

【ワーママ転職座談会・前編】コロナ下で転職活動をした3人のママが語る、転職のリアル


コロナ下で、採用面接をオンラインで行う企業が増えています。わざわざ企業に出向かなくても転職活動ができるため、忙しいワーママにとっては追い風です。テレワークや在宅勤務などの働き方の広がりを背景に、より柔軟な働き方を求めて転職をしたいというママもいるのではないでしょうか。転職を考えるなら今が動き出すべき絶好の時機。最新のワーママ転職事情や、ママならではの職務経歴書の書き方ポイントなども紹介します。

ワーママ転職2022 新・成功戦略

コロナ下で転職を考えたママたちの本音

 実際にコロナ下での転職活動を経験したDUAL読者3人に集まってもらい、座談会を行いました。座談会に参加してくれたのは佐藤美穂さん(仮名、以下同)と鈴木沙織さん、高橋成美さんです。3人のうち、最終的に転職をしたのは2人。佐藤さんは、教育業界の大手企業で財務経理を担当していましたが、小売業界に転職し、前職と同じ財務経理を担当しています。鈴木さんは、広告業界で人事を担当した後、人事コンサルタントとしてコンサルティング業界に転職しました。2人とも転職後の年収はアップしたそうです。もう1人の高橋さんは、情報処理サービス業界で一般事務を務めています。転職活動をしたものの、最終的に転職には至りませんでした。

 何がきっかけで転職を検討し、実際にどのように活動をしたのか。コロナ前の転職活動とは、何がどう違うと感じたのか。転職活動の経緯や本音をたっぷり聞きました。前編と後編に分けて紹介します。

【コロナ下で転職活動をしたワーママ座談会・参加者プロフィール】(名前はいずれも仮名)

子どもとの時間を増やすために転職を決意
●佐藤美穂さん(40代後半)
子ども:小学生 1人
結果:転職し、年収アップ(教育・財務経理・一般職→小売・財務経理・一般職)
転職活動歴:コロナ下以前に転職活動経験あり。今回が2回目

前の仕事をやり切ったという思いから、転職を検討
●鈴木沙織さん(30代後半)
子ども:未就学児 1人
結果:転職し、年収アップ(広告・人事→コンサルティング・人事コンサルタント)
転職活動歴:今回が初めて

今の職場では「自分がやりたいこと」ができないと思い、転職を検討
●高橋成美さん(30代後半)
子ども:未就学児 1人
結果:転職しなかった(現職:情報処理サービス・一般事務・一般職)
転職活動歴:今回が初めて

転職活動を始めたきっかけは?

日経xwoman DUAL(以下、――) 転職活動をしたきっかけを教えてください。

佐藤美穂さん(以下、佐藤) きっかけは、子どもとの時間が欲しかったからです。新型コロナウイルス感染拡大の第1波を迎えた2020年4月ごろから転職活動を始めました。

 それまでは、教育系の企業で働いていました。もともと、とても多忙な職場だったのですが、あるとき同じ部署の方が3人辞めた途端、さらに忙しくなってしまったんです。残業時間が約52時間と、非常に多くなってしまった月もあったほどです。さらに、夫が他県に単身赴任しているので、やむを得ず私がワンオペ育児をしています。子どもは小学生の高学年といっても、まだまだ手がかかる時期。この働き方だと家庭と仕事の両立はなかなか厳しいなと感じ、転職しようと思いました

鈴木沙織さん(以下、鈴木) 私の場合、前の職場が、社員の多くがキャリアアップのために早期退職をするような会社で、年齢を重ねるごとに今後のキャリアを考えるタイミングが何回かありました。今後の40代をどんなふうに生きたいかを考える中で、自分が手掛けてきた人事系の仕事を続けながらも、少し幅広い仕事に挑戦してみたいという思いが芽生えました

 会社自体は好きでしたが、「私はどうしてここで働いているのだろう」とふと考えたときに、「自分がこの会社でこれから新しくやってみたいことが、まだ残っていただろうか? この会社でやりたいと思っていた仕事はやり切ったと思えるし、ここで働き続けることに固執しなくてもいいのではないだろうか」と思うようになったんです。そこから、自分を成長させるためにも外に出たほうがいいと考え、転職活動を始めました。転職先を考えるに当たっては、自分がぐっと成長できる「修業部屋」としてどこがいいかという視点で動いていました。

高橋成美さん(以下、高橋) 私は転職活動をしたものの、最終的に転職をしませんでした。転職活動を始めたきっかけは、今いる会社では「自分のやりたいこと」ができないと思ったからです。自分のやりたい企画を部長に提案してみたものの、実らなかったために、副業や転職を検討し始めたました。ところが、巡り巡って、今の部署で企画の実現に向けて前向きに進められるようになったことと、2人目の子どもを持ちたいという希望をかなえつつ働き続けるためには今の職場にとどまるのがベターだと思い至ったことで、最終的に転職をしないという決断をしました。

次ページから読める内容
●佐藤さんが転職サイトを使わなかった理由
●鈴木さんが、転職エージェントに物足りなさを感じたワケ
●高橋さんが、転職エージェント5~6社に「逆インタビュー」をした目的は
●高橋さんが転職活動を夫に隠し通した理由とは

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  • 転職活動で利用した方法は?
  • 自分で決めた? それとも誰かに相談した?

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