親が何度も言わなくても、自分で時間割を確認して学校の準備をする。テストが戻ってきたら、見直して間違えたところを復習するなどして、勉強のサイクルを自分で回している。そんな、「自分で考えてやることを決め、行動していける自走力」をわが子に求める親が増えています。そこには、仕事に家事に忙しい共働き家庭の事情があるとともに、社会に出たときに「自走力」こそが幸せをつかむカギになることを実感している、働く親ならではの気づきもあるようです。そこで、保育園~高学年の子どもの自走力をどのように育てていけばよいか、教育の専門家や、自走力で人生を切り開いてきた当事者、自走力を意識した子育てを実践中の働く親に聞いていきます。
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本当に必要な自走力と親が求める自走力の違いは
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親野智可等 親がやってあげても自走力は育つ
【後編】ツールも使わずに時間管理ができる訳がない。子どもに教えたい「管理ツール」の使い方/「好きな人に応えたい気持ち」が自走力のベースになる
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ビリギャル小林さやか 子の自走に唯一必要なものは
「自分から進んで学ぶ楽しさを知って、見える世界が変わった」/母親からのある声掛けにより、「自分にはできない」とは思わない子どもに
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自走する子どもの親は、勉強にどっぷり関与しない
塾の教材を親が整理するのはNG。子どもの思考を奪わず、自ら勉強するようになるために、親が「してあげたいこと」と「してはいけないこと」
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低学年のおうちモンテッソーリで自分から宿題をする子に
子どもにはもともと「自己教育力」が備わっているという考え方が前提。モンテッソーリの手法で、低学年から学びの自走に必要な精神力を育むには
- 2022.12.23
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当事者意識を育むコンサルママのオーナーシップ子育て
激動の時代でも自分で考えて行動し、幸せをつかんでほしい/長女は絵本出版、次女はコーヒー豆屋さんに
- 2023.01.11