在宅勤務が広がり、子育てとの両立はしやすくなった一方で、「気持ちの切り替えがうまくいかない」「つい長時間仕事をしてしまう」など、時間管理や効率化の観点で課題を感じている人が少なくありません。そこで、アクセンチュア、カルビー、サイボウズ、ドリームインキュベータ、PwCコンサルティング、ポーラの第一線で活躍している多忙なママ・パパを取材。仕事や私生活で実践している時短ワザの数々を教えてもらいました。

在宅勤務の効率アップ!  「超」時短術 最前線パパ・ママの ワザ大公開!

「アナログ技」も使って、ワンオペ生活を切り抜けているママも

 在宅勤務は、ともすれば家事や育児にも時間をとられ、間延びしやすいもの。宅配便を受け取ったり、ちょっと洗濯物を干したり夕食の下ごしらえをしたりと、子育てや家事との両立はしやすくなった半面、その分、気がそがれて集中力が続かないこともあるかもしれません。

 在宅勤務を中心とする日々の中で、仕事と子育てを上手に両立させていくためには、仕事に関して適切なスケジュール管理をしたり、時短を心掛けたりするだけでは不十分。子育てや家事の仕組みにもメスを入れ、プライベート面を効率化させていくことも同時に行っていく必要があります。家事や育児のムダが減り、効率化できれば、その分、仕事にも集中しやすくなるはずです。

 そこで本記事では、カルビー、サイボウズ、PwCコンサルティング、ポーラで働く多忙な共働きパパ・ママたちが、プライベート面で実践している効率化の工夫について紹介します。

 例えば、サイボウズの広報リーダーで小学生二人のパパでもある杉山浩史さんは、学校から子どもたちが帰宅したあと、その対応で仕事の効率を落とすことがないよう、2種類の「ボード」を使った、ある「仕組み」を構築し、子どもたち自身の自立を促しています。自宅がオフィスでもあるという「新しい常識」を子どもたちにも理解・協力してもらっているといいます。

 ポーラ社員で、小学生と未就学児の二人の子どものママである山崎真理子さんも、アナログ的なワザも使い、夫が単身赴任中で完全ワンオペの日々を効率的に回しています。

 次ページから詳しく紹介していきます。「夕方以降は、学校から帰宅した子どもにあれこれ対応しなければならないため、仕事に支障が出ている」「家事や子育てでやることが多すぎてイライラしてしまう」などと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

この方たちに聞きました!

●カルビー 芦澤良平さん(2歳の女の子のパパ)
法務部に所属し、契約書の作成・検討や、社内の他部署に対する法律相談への対応を主に担当。電子契約等の契約関連業務のIT化プロジェクトも推進。現在はほぼ在宅勤務。妻も週4日程度は在宅勤務。


●サイボウズ 杉山浩史さん(小4の男の子と小1の女の子のパパ)
広報チームリーダーとして、企業広報や製品広報を担当。妻は週に1回程度の頻度で在宅勤務を行っている。


●PwCコンサルティング 吉田亜希子さん(5歳の双子の男の子のママ)
子どもたちの教育のため、今年から週3日9時~17時の「短日勤務」というイレギュラーな形にして、企業の生産性を向上させ多様で柔軟な働き方を実現するためのコンサルティング業務にシニアマネジャーとして従事。クライアント先などに出向く日もあるが、基本的には在宅勤務。


●ポーラ 山崎真理子さん(小3と年長の女の子のママ)
コミュニケーション戦略部 PR企画チームに所属。商品PRをメインで担当。雑誌などのメディアの窓口として、自社商品PRや取材対応なども行う。夫は単身赴任中で完全ワンオペ中。


次ページから読める内容

  • 2種類の「ボード」で、子どもの自立を促す
  • 家事のタスクを書き出し、妻と共有
  • 夕方からの長女の塾で、次女をママ友に預けていく理由
  • 子ども関係の情報の整理術 「一元化」と「あえてのアナログ化」
  • 祖父母への依頼はアナログで伝達
  • 家事はムダに頑張らず、やるべきことを省エネで

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