子育てにおいて、「もっと知識を付けさせなければいけない」「言って聞かせないといけない」など、知らず知らずのうちにインプット重視の考え方になっていませんか? 新しい知識をインプットすることは大事ですが、それ以上に大事なのがアウトプット。「アウトプットが7割」を心掛けることで、子どもが頭の中を整理しやすくなったり、自分の本当の気持ちが見えてきたり、勉強面でも理解がより深まり知識が定着しやすくなったりするため、インプットの効率も飛躍的に高まります。では、何をどうやってアウトプットさせれば、子どもを伸ばすことができるのでしょうか。具体的な方法を紹介します。

インプット3:アウトプット7が黄金比 書く・話す・表現する アウトプットが子どもを伸ばす

 「アウトプット」をテーマに特集を組むことになり、子育て真っ最中の4人の編集部員が編集会議を開きました。「アウトプットといえば……」と話し出したところ、全員がリビングや廊下といった家族共有スペースに、一辺の長さ1メートル以上の大型ホワイトボードを設置していることが判明。そこで、それぞれがどのように親子のアウトプットに活用しているのか、よかったエピソード、工夫している点、学びに役立っている点などを話し合ってみました。

【】内は所有するホワイトボードの大きさ(記入可能な白い面のサイズ)と、設置場所

編集A 子どもは小3【100cm×180cm リビング】
編集B 子どもは小3と年長【200.5cm×102cm 廊下】
編集C 子どもは中2と小5【90cm×120cm リビング】
編集D 子どもは小3と年中【100cm×150cm リビング】

わが家に大型ホワイトボードがある理由

編集A まず、ホワイトボード所有率の高さに驚きました。わが家のホワイトボードは壁に張るシートタイプのもの。購入したきっかけは、過去のDUALの記事(子の興味・学びの幅広げる リビングに欲しいモノ8選)を読んだことでした。Cさんのきっかけは何でしょう。

編集C 最初は保育園などから来るおたより類を張り付ける実用目的で、マグネットでくっつくタイプの小さいホワイトボードを冷蔵庫に張っていたのですが、大きいホワイトボードなら日常のメモにも、勉強にも使えると思って、上の子どもが小1のとき、引っ越しをきっかけに、縦90cm、横120cmのホワイトボードを購入。リビングに置いています。

編集A どんなふうに使っていましたか。

編集C 子どもが低学年のうちは、子どもが落書きしたり、「明日の持ち物」「歯医者の予約はいつ」などの備忘録を書いたり。長女は低学年から電車に乗って1人で出かけることがあったので、電車の乗り換えや道の説明をしながら、親が地図を書くことも。

 あとは、伝言板的に使用していました。リモートワーク導入前は、子どもたちで留守番することも多かったので、「おかえり~! おつかれー。おやつはこれでどこどこにあって、16時半から塾だから気を付けて行っといで、20時には迎えに行くからね」みたいなやり取りに使っていました。「テレビ禁止!」といった禁止項目を書くことも(笑)。

 「アウトプットで子どもの能力を引き出す」といった大仰な題目抜きでも、スケジュール管理や子どもの落書きに便利だし、家族とのメッセージのやり取りなどにも使えるので、1枚あると便利かと思います。

編集B わが家も、伝言板、お絵描き、家庭学習などを想定して買いました。家族全員が書きたいことをいつでも自由に書けて、その結果を一元化して閲覧できるようにしたいと思ったので、縦200.5cm、横102cmの大きなサイズのシートタイプのものを廊下の壁面に張っています。

 子どもにとっては、何か書きたいときに紙やノートを探すのでなく、すぐ書ける、というのが快適らしいです。オリジナルの洋服のデザイン画みたいなのを描くなど、子どものお絵描きには大活躍しています。長女が趣味で描いている漫画も相当うまくなりました。

どんどんアウトプットできる 子の「マイブーム」も分かる

編集A うちの子も絵はよく描きますね。小さい絵も描くけど、紙ではあり得ないような、大きな絵も自由に思いのまま描けるのが楽しいみたいです。親がわざわざのぞき込まないと見えないノートと違って、ホワイトボードの絵はみんなの目に触れやすいので、何かしらの反応をもらえるのもいいみたいです。親からすると、子どもの「マイブーム」が見えるのもメリットだと思います。

編集D うちは、リビングのダイニングテーブルのすぐ横に、シートタイプのものを張っています。なぜテーブルの横かというと、食事中などの会話で、ふわっと「後で調べようね」と言ったことが忘れられてしまうのを防ぐため。小3の子から何か聞かれると、「調べな」と答えるのが私の基本姿勢なので(笑)。あとで調べることをメモしておくと、その後の食事のときなどに目に入り、「どうなった?」とリマインドできます。ただ、テーブルの近くに張っていることで、消しカスがテーブルの上に降ってくるのはなんとかしたいです(笑)。

画像はイメージ
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次ページから読める内容

  • 中学受験準備にも役立った
  • 親の頭の中も整理できる
  • 習い事のダンスのブレストをやってみた
  • 家族行事の作戦会議のアウトプットにも
  • 日常的なアウトプットのハードルを下げてくれる
  • アウトプットの実践に役立つ情報を徹底取材

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