そこで、会社員からフリーランス、起業への道を選び、成功している子育て世代にインタビューをして、収入はどのように変わったか、ノウハウはどこで得たか、事業計画はどんなふうに立てた? 事業を大きくできた理由は? 会社員時代にやっておいたほうがよいことは?などを根掘り葉掘り聞きました。さらに、起業や働き方の専門家に、ブルーオーシャンの見つけ方や、会社員でいるうちに身に付けておきたいスキルなどのアドバイスももらいました。
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自由な働き方ができても、納税やリスク回避の備えは必要
会社に雇用されずに自分の強みを生かして働くフリーランス。以前はフリーランスと言えばデザイナーやイラストレーターなどクリエーティブな業種が多数でした。しかし、今はネット環境とパソコンさえあれば仕事ができる時代となり、フリーになる人の職種は多様化しています。
しかし、実際にフリーランスになってみると、お金の管理もすべて自分でしなければなりません。会社員と大きな違いがあるのが年金や保険です。税金に関しても会社員時代以上の責任が生じます。契約や何かあった場合の賠償など、法的なリスクも自分で負わなければなりません。知識がないと戸惑うことが多いのではないでしょうか。
そこで、確定申告の時にも役立つ簡単にできるお金の管理法を、フリーランスやスタートアップを多く顧客に持つ税理士法人BlueWorksTax(ブルーワークスタックス)の税理士・会計士に教えてもらいました。また、フリーランス協会代表理事の平田麻莉さんには、フリーランスが直面する3つのリスクと対策について聞きました。