- (1)グローバル教育重視の新興校が続々 学校選びに変化
- (2)広尾学園小石川校長 本気で世界を目指せる学校をつくる
- (3)三田国際は教科書を開かない? 卒業生が語る学校ライフ
- (4)大学受験や大学生活でも生きた、三田国際で得たスキルは ←今回はココ
- (5)帰国生受け入れ=国際教育? 学校選びの落とし穴
- (6)学費、学習サポート、進学支援…新興校の実際は?
卒業生親子の体験談を紹介
特集3本目「三田国際は教科書を開かない? 卒業生が語る学校ライフ」では、三田国際学園中学校・高等学校(以下、三田国際)を卒業した親子に取材し、同校を志望した理由や学校生活の様子について紹介しました。同校は帰国生をはじめ、多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まり、日常的に英語が飛び交う環境にあること、オリジナル教材を用いた授業やグローバルな社会課題解決に向けてディスカッションする機会の多い学校であることが分かりました。
国際教育やICT(情報通信技術)教育、プレゼンテーション(以下、プレゼン)に力を入れている三田国際で、多くのスキルが身に付いたと話す吉田陽菜さん(仮名)。同校での学びは大学受験で役立ち、大学生活でも生かされているといいます。中でも、印象的だったのが修学旅行での経験だそう。国際色ある学校の修学旅行の行き先は海外だと思いきや、三田国際では陽菜さんが中学生のときに京都府と広島県に行ったのだそう。「楽しいはずの修学旅行が、実際に行ってみたら大変で。だけど、今思うと貴重な経験だった」という陽菜さんですが、それはいったいなぜなのでしょうか。
特集4本目では、中高6年間を通してどのようなスキルが得られたのか、卒業後の進路に関して学校側からどのようなサポートがあったか、などについて詳しく聞きました。
娘:吉田陽菜さん。海外生活の経験はなく、三田国際学園中学校でインタークラス、高校はICS(インターナショナル・コース・スタンダード)に在籍。現在は都内有名私立大学に在籍中
※陽菜さんが入学した当時の話を基にしているため、現在の制度などと異なる可能性があります。