注目の教育法から学ぶ 甘やかしor子を尊重 線引きどこ?
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1子育てに自信を!迷いがち場面に見る、子を尊重する方法
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2視点を変えれば、子を見守るのに「我慢」は必要ない←今回はココ
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3ほめ方叱り方 「対話と傾聴」でフラットな親子関係に
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4子の質問には「回答」でなく「応答」 学ぶ意欲高める
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5自由な学校の「子を尊重する教育」で実感したこと
子どものありのままを観察すると、子の行動を問題視しなくなる
子どもを尊重する育児というと、穏やかに子どもを見守り、ガミガミ怒らないイメージがありませんか? 子どもの行動に口を出しそうになったら、親は「我慢」する。そんなふうに思っている人は少なくないでしょう。
しかし、子ども一人ひとりの個性や発達を尊重し注目される「オルタナティブ教育」では、口を出すのを「我慢」するのではなく、子どもを見る視点を変えることで、穏やかに見守る育児が行えるようになるといいます。カナダで国際モンテッソーリ協会(AMI)の教員免許を取得し、児童発達学博士として幼児教育の教員養成に関わる島村華子さんはこう話します。
「モンテッソーリ教育など(※)では、子どもをよく観察することに重きを置いています。大人になると無意識のうちに、『この子には無理』などという先入観や、『こうあってほしい』という期待など、自分の価値観を通して子どもを見てしまいがちです。そうしたフィルターを外し、『子どものありのままを観察する』ことができると、これまで問題視していた子どもの行動にも理由があると分かり、大人が過剰に口を出す必要がなくなります」
今回は、オルタナティブ教育の専門家を取材し、子どもを尊重する親の見守り方について聞きました。
次のページから、詳しく解説していきます。
次ページから読める内容
- 「子どものありのままを観察する」って具体的には?
- 大人と子どもが「横並び」であるために
- お互いの違いを受け入れ尊重し合う
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