グローバル化が急速に進んでいます。わが子が社会に出るころには、同僚や取引先に外国人がいたり、海外市場を見据えて仕事をしたりするのが当たり前の世の中になっているはず。英語は今以上に必須スキルになることは確実です。中学受験で英語入試があったり、英検取得が受験に有利な学校も登場しています。今こそ子どもたちの将来を意識した英語教育を始めるとき! では、親はどうサポートすればいいのでしょうか。専門家に聞きました。

待ったなしの英語教育、学びのロードマップはどうつくる

 日本の教育でも、小学校で英語の授業が必修になるなど、国を挙げて英語学習が強化されつつある中、英語力は進学事情をも大きく左右するようになってきています。

 前回記事「英検取得で中高受験が有利に! イマドキの英検事情」では、実用英語技能検定(以後、英検)を中学受験や高校受験の際の加点対象として取り入れる学校が増えている現状についてお伝えしました。今回の記事では、中学受験で、試験そのものを英語で受ける、「英語入試」について見ていきましょう。

 1歳10カ月から高校3年までの子ども向け英語塾を展開し、中学・高校・大学受験事情に詳しいJ PREP斉藤塾代表の斉藤淳さんは、中学入試に英語の試験を導入する学校の現状について、「これまでは帰国生枠でのみ英語入試を導入していましたが、最近は非帰国生へも含めて実施する私立の中高一貫校が増えてきています」と話します。

 とはいえ、単純に入試科目が増えるわけではないようです。

 「中学入試は一般的に、関西では国語・算数・理科の3教科、関東では国語・算数・理科・社会の4教科で行われますが、両地域ともに、英語入試を実施する学校は、英語・国語・算数で受験ができるようにしているところが多いですね。英語で試験を受ける場合は、理科や社会の試験を免除する、ということです」(斉藤さん)

 具体的には、どのくらいの数の学校が、どのようなレベルの英語入試を実施しているのでしょうか。御三家などの実施状況はどうでしょう。次ページから具体的に解説してもらいます。

次ページから読める内容

  • 2021年度の首都圏中学入試では143校が「英語(選択)入試」を実施
  • 教育の変化を私立の中高一貫校が敏感に察知
  • 大学入試の英語は年々難しくなってきている

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