リビングの進化形 ノウハウ30
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1家族時間が増加 リビングに自立心育む子のテリトリーを
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2収納は子の個性に合わせる トライ繰り返し改善を←今回はココ
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33歳から自分で支度 忘れ物も子が成長するチャンス
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4リビングで家族のつながり意識する 建築家6つの提案
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5子の興味・学びの幅広げる リビングに欲しいモノ8選
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6おうちで科学体験 ベランダ・お風呂で学びを豊かに
リモートワークなどで家にいる時間が増えたとはいえ、忙しい共働き家庭。保育園の支度も毎日のことで大変ですね。小学生も親が促さないと翌日のものをそろえなかったり、忘れ物が多かったりすることがあります。親としては、子どもが進んできちんと支度をしてくれたらいいのに、と思うことも多いはず。
そこでライフオーガナイザーとして多くの家庭の片付けに関わってきた中矢くみこさんに、ものの置き方や、自分で支度ができるようにするための工夫について話を聞きました。中矢さん自身、小学5年生の男の子、小学2年生の女の子、保育園年長の双子の男の子のママ。長男が3歳のときから、自分で支度ができるように促してきました。親子が長い時間を過ごすリビングや隣接した部屋に登園・登校グッズを収納する棚を置いたり、やる気が出るように工夫したりしてきましたが、自分で支度ができるようになるまでには、いろいろな試行錯誤があったそうです。
その結果得られたノウハウはどのようなものなのでしょうか。この上編では小学生の2人の兄妹について、下編では保育園児の双子について紹介します。


次ページから、小学生2人の子のものの置き方を時系列で見ていきましょう。
次ページから読める内容
- 低学年でもランドセルを載せやすい棚を活用
- ものが増えたのに合わせて引き出しも追加
- 勉強机の導入で、散らかりが発生。どう見直した?
- マスク、水筒、健康観察。コロナに合わせてタスク表を更新
- 収納はうまくいかなければ変えればいい
- トライ&エラーで状況や自分に合った収納を見つけてほしい