新型コロナウイルスの影響で先行きの不透明感が増し、今後の収入や働き方に不安を覚えている人もいることでしょう。一方で、オンラインを活用すれば自宅にいながらの学び直しや副業なども容易になってきました。動きづらい今の時期をキャリアの「仕込み期」とすることで、今後経済が回復したときに再度大きく飛躍できる可能性もあるはず。今だからこそできる、DUAL世代のキャリア戦略の立て方を紹介します。

ウィズコロナ時代の「働き方、次の一手」

企業が求める人材像に、自分を当てはめてアピール

 上編「コロナ禍で転職成功 保育園ママの4つの戦略」では、自分の希望条件に合った1社に応募し、内定につなげたMさん(仮名)の戦略を紹介しました。製薬会社の営業(MR)として培った経験を強みとしてアピールし、「会社にどう貢献できるか」を面接で伝えたMさん。エン・ジャパンで35歳以上を対象とした転職サービスに関わる井用崇之さんは、「コロナ禍の今こそ、企業がどういう人材を求めているのかきちんと研究し、理解することが必要」と話します。

Mさん(38歳)
・3歳と5歳の子を育てるママ
・MRとしての現場経験をアピール
・「4つの戦略」で転職成功(詳しくは上編「コロナ禍で転職成功 保育園ママの4つの戦略」
※写真はイメージ

 転職市場の動向は、コロナ前に比べて厳しくなってきています。「最も落ち込みが激しいのは、若手の未経験者採用で、当社では前年同期比5~6割の落ち込みです。経験があり即戦力となる35歳以上の求人は、そこまで落ち込んでいませんが、職種や業種によって差が大きくなっています」と、井用さん。

 「求人数が減ってきているため、『数を打てば当たる』という転職活動は通用しません特集1本目「ウィズコロナ時代、キャリアも学びも「戦略」が大事」でも紹介したように、景気拡大期と停滞期とでは、求められるスキルが変わっています。求められている人材像を理解し、そこに対して自分の強みをどうアピールできるか。限られた案件を確実にモノにする意識が必要です」

 具体的にどのような業界・職種のニーズがあるのでしょうか。コロナ禍で転職する際の心構えも含めて、次のページから聞いていきます。

転職市場の動向や心構え、コロナ前とどう変わった? 次のページから紹介! 写真はイメージ
転職市場の動向や心構え、コロナ前とどう変わった? 次のページから紹介! 写真はイメージ

次ページから読める内容

  • コロナ禍でも求人数が伸びている業界は?
  • 「コロナでつぶれない企業」見極めポイント
  • 子育てママが陥りやすい落とし穴、こう回避
  • 夫婦でキャリア戦略を話し合う機会

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