教室や模試以外でも、意外なところにお金がかかる
前回記事「小学校受験の準備 志望校や本気度で500万円の大差も」では、小学校受験のために通う幼児教室代など、学費を中心に費用を説明しました。本記事では、実際に小学校受験をする際にかかってくる、こまごまとした費用について詳しく説明していきます。自分自身も子どもに小学校受験をさせた経験のある、マネーステップオフィス(東京・千代田)代表でファイナンシャルプランナーの加藤梨里さんが解説します。
「小学校受験は『親の受験』とも言われ、親が受験校に小論文を提出する必要がある場合もあります。親が書くことになる願書は、重要な選考対象ですから、しっかりと対策して準備をしていくことが大事になります。幼児教室では子ども向けだけではなく、親向けにもさまざまな講座が提供されています」
さらに、次ページからは、実際に子どもに小学校受験をさせた経験のある加藤さんに、小学校受験を実践する際にかかる意外な費用や、節約ポイントなどについて細かく教えてもらいます。
●節約ポイントの判断軸とは?
●私立小学校に入学後、6年間でかかるコストもチェック