今どきワーママの理想像

 2位の「フルキャリ」(32.6%)を大きく引き離し、首位に立ったのが、「エコキャリ」(46.5%)でした。無理はし過ぎない、でも、仕事でやりがいは得たいという、今どきの多くのワーママの働き方の理想像が透けて見えます。

 そこで、本特集では、自分らしく持続可能に働き続ける「エコキャリ」を実現するための戦略をお伝えしていきます。

 転職せずに、今の職場で「エコキャリ」にかじを切るためには何をすればいいのでしょう。特集2本目「会社からの期待値の調整が無理な働き方脱却のカギに」と、3本目「持続可能な働き方を実現する小さな『巻き込み力』テク」で紹介します。特集4本目ではいろいろな働き方を経て、持続可能な働き方を見つけた実践例を紹介します。

 「エコキャリ」を実践するに当たって、個人の努力は必要ですが、世代間の「働く」という意識の違いの擦り合わせなども必要になります。特集5本目で紹介します。

 今の仕事と育児のバランスに不満があり、それを変えたいと思っている人はもちろん、今のバランスは満足しているけれどもそれを続けられるかわからない、不安があるという人も、ぜびお読みください。

文/日経xwoman編集部  イメージ写真/PIXTA