子どもに言われた、こんなうれしかった言葉

 毎日働いているママ・パパの姿を、子どもたちはどのように受け止めているのでしょうか。小さい子でも何かを感じているはず。言われてうれしかった言葉を紹介します。

 子どもに言われたうれしかった言葉 

「仕事用にちゃんとした格好をしていると、『ママかわいいね』と2歳男子にほめられた」(属性未記入)

「嬉しかったというのとは少し違いますが、会社でいろいろ問題があったときに、冗談めかして『もうお母さん会社辞めちゃおうかなぁ』と言ったら、当時4歳の息子が『会社辞めちゃダメだよ!』と真剣に言ってきたことがありました。どういう意図で言ったかは分かりませんが、少なくとも私が働くことを嫌だとは思っていないことに安心した覚えがあります」(45歳、女性、その他製造)

「保育園でずっと最後のほうのお迎えや、夫のお迎えが続いていたとき、先生に『ママは仕事で忙しいの』と説明していたと聞いた。私の仕事を理解しようとしてくれていて、うれしかった」(36歳、女性、その他製造)

「『ママと同じ仕事をする!』と言っていました。まだ小さいので仕事内容はあまり理解していないようですが、『ママにもなる!』と言ってました」(属性未記入)

「家で仕事をしていたら、もう1台のパソコンを持ってきて、隣でまねしていた」(34歳、女性、卸売・小売・商業)

「『お母さんは楽しそうに働いてるからいいねー。自分はまだ将来にしたいことがないので、同じ仕事もいいな』と言われた」(属性未記入)

「コンシューマ製品を開発している業務だったとき、子どもが一緒に製品について考えてくれた。女性が働くということを当たり前のこととして捉えている」(42歳、女性)

「お母さんと同じく病院で病気の人を助ける人になりたいと話してくれたこと。こんなに嬉しいことはありませんでした」(属性未記入)

「販売職なのでお店に遊びに来たときに私の接客を見ていて、家でそれをまねして『ママみたいに上手だったでしょ? ママのまねっこ』と言われたとき」(35歳。女性)

 保育園に預ける際に子どもに泣かれたり、残業で帰宅すると家族に「泣きながら寝たよ」と報告されたり、罪悪感を抱くことがあるかもしれません。でも、子どもは泣きながらもちゃんと理解してくれるもの。もうちょっと大きくなると、仕事の意義について理解してくれます。「お仕事頑張ってくるからね」とニッコリ笑顔でバイバイして、今日も1日お仕事頑張りたいですね。

文/日経DUAL編集部 羽田 光 写真/PIXTA