ピンチを乗り越えて、子どもに伝えたい言葉 

「困ったときは助けを求める。普段から助けを求めやすい環境づくりをすることも大事」(42歳、女性)

「無理難題が人を成長させる」(37歳、男性)

「お母さんはお仕事で大変だったけどいろんな人に助けてもらった。だから頑張るよと漠然とですが伝えました。神妙な顔をしてましたが翌日『お仕事頑張ってね』と言ってくれました」(38歳、女性)

「一人で抱え込まず、頼れるもの(人やアウトソーシングなど)は何でも使ったほうがいい」(47歳、女性)

「乗り越えた先には確実にその努力が実を結び、経験となり、自信となる。それ以上の困難がなんでもなくなる。そして困難な時に支えてくれた人に感謝できるようになり、自分も困っている人を支えられる人間になれる」(属性未記入)

「その場から逃げる選択肢もあるよ」(属性未記入)

「ピンチはチャンス。ポジティブシンキングの姿勢や考えを教える」(35歳、男性)

「世の中には到底越えられそうにない大変な難題が降りかかることもあるが、諦めたら次はもっと簡単な課題でも乗り越えられなくなる。一度決めたら諦めずやり切る」(属性未記入)

私たち、「それでも、仕事が好き。」

 「どうして仕事をするの?」と子どもに聞かれたとき、どのように答えているのでしょうか。「楽しいから」「自己実現」「社会貢献のため」「お金を稼ぐため」など、多くの理由がありました。

仕事は楽しい!

お母さんのことを必要としてくれる人がいるから。お母さんじゃないとできない仕事があるから、仕事を続けるんだよ」(属性未記入)

「やりがいがあるから。仕事が楽しいから。仕事してお金をもらえるといろいろなことができるんだよ」(44歳、女性、情報処理・SI・ソフトウェア)

「ママは働くのが楽しいの! ○○ちゃん(子ども)がお絵かきが楽しいなぁと思うのと同じで、ママも働くのが楽しいなぁと思うの。だから毎日会社に行くの。楽しいことしながらお金ももらえるから、ありがたいなぁと思ってるよ。お金をもらえるから、○○ちゃんにおもちゃも買ってあげられるし、ご飯も食べさせられるし、旅行にも行けるし、落ち着いておうちにも住めるんだよ。 ママは楽しいと思える仕事と出会えてラッキーだなぁと思ってる 」(属性未記入)

私が思う、『かっこいい人間』になりたいから。新しいことにチャレンジすることで、人間は成長する。私はチャレンジして乗り越えて、成長し続ける人を『かっこいい』と思っている。そんな人になりたい」(36歳、女性)



社会貢献・お金を稼ぐため

「○○くんが保育園で遊んだり、ごはんを食べたり、電車に乗ったりするために、たくさんの人がお仕事してるよ。だから、○○くんもお仕事して、他の人を幸せにしようね」

「お母さんが働くことで、働いている会社が良い会社になるから。良い会社になれば、たくさんのお客様に喜んでもらえるし、そこで働いている社員のお給料や働く環境が良くなるし、新しくてみんなが欲しいと思っているサービスにもチャレンジできる。つまり世の中が少しずつ良くなるでしょう。そしたらお母さんも幸せになるし、他の人も幸せになる。だから働いているんだよ」(28歳、女性)

「仕事を通して、あなたが作りたい理想の未来は何ですか? その未来はすぐにはかなわないかもしれないし、やりたいこととやらないといけないことが一致しないかもしれない。それでも必ずチャンスは巡ってくるから、自分に与えられた場所で爪を研ぎながらやるべきことをしています。でも、自分の命を削ってまですることはないから、それだけは覚えていて」(34歳、女性、自動車・輸送機器)

働くことは、誰かを助けることだからだよ。あなたの大好きな食べ物も、洋服も、おもちゃも、みんな誰かが働いて作られたものだよね。働いたお礼にお金をもらって、欲しいものを買えるのも、そこに働いている人がいるからだよ」(34歳、女性、国家公務員)

学校で習ったことを、社会へのお返しするため、貢献するため。そして、自分が好きで深追いした専門性を生かし、自己を実現するため。それらを行った上で、見合うお給料を頂き、豊かな暮らしをするため」(属性未記入)

「モノは、貨幣と交換するもの。ただ、働けば貨幣を得ることはできるが、どう働くか、どこで働くか、プラスアルファで得るもの(スキルなど)は、自分のために選びなさい。周りをよく見て、どんな仕事があるか、どんな興味が仕事につながるか考えよう」(属性未記入)

「経済的自立は大事。精神的自由を確保するには、自分で食べていけるだけの稼ぎは必要。特に娘には、将来結婚するとしても仕事をやめてはいけない。離婚する自由は確保しておけと伝えたい」(47歳、女性、教育)

「働くということは自分の仕事をすることでその対価としてお金をもらい、その結果自分はもちろん家族の生活を支えていけるということ。家族の例えばお父さんが病気になって働けなくなっても、お母さんが家族を守ることができるということ。そうやって家族の中で誰かが困難な場面に出会っても支え合える環境を作っておくことが大切だということ。そして仕事をしているということは、家族以外の誰かの助けにもなっている。自分の仕事で誰かが助かったり喜んだりすることの嬉しさを知ってほしい。自分が仕事をすることで自分も誰かの仕事をした物やサービスを利用して助かっている感謝の気持ちを実感してほしい。自分だけでは生きてはいけない。支え合って、助け合って世の中ができていることを学んでほしい」(属性未記入)