今こそ注目 withコロナ時代、教育の選択肢
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3ICT教育、中学受験…小学校の学区選びの新基準←今回はココ
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4小学校の端末は「1人1台」時代 中学入試も多様化
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5リモートワークで「教育移住」身近に 親の心構えは
小学校入学の前に引っ越しを検討する家庭は珍しくない
「未就学児がいる家庭では、第1子が小学校入学を迎えるタイミングで引っ越しやマイホーム購入を検討することが少なくありません。住む地域を選ぶ際の基準に、『教育環境』は必ず入ってきますね」。そう話すのは、学習塾・スタジオキャンパスを運営する矢野耕平さん。
東京都の場合、渋谷区や江東区などいくつかの区では、区内の小学校の中から行きたい学校を選択することができます(区により一定条件が加わる場合もある)。「学校を自由に選択できない区の場合でも、小学校入学のタイミングで、行きたい小学校の学区に『引っ越しをする』というケースは珍しいことではありません」と、矢野さん。
ここで検討すべきなのが、「どんな『教育環境』を自分の理想とするか」という点です。そもそも公立小学校の教育に何を求めるのか、将来的に中学受験を考えるのか……などによって、行きたい学校選びの基準は変わってきます。
特に今年は新型コロナウイルス感染症に伴う長期間の休校により、公立小学校の学習は大きな節目を迎えました。「休校中、ICT授業に踏み切れたのは一部の私立学校や熱心な自治体に留まりました。ICT教育導入の有無により、地域、学校、家庭による学習格差が生まれたのではないかと言われています」と、NPO法人CANVAS理事長の石戸奈々子さん。
コロナの収束が見えない中、再度休校となった場合、学校は子どもの学習をきちんとリードしてくれるのか、もっとICTに積極的な自治体や学校に移るべきなのかと、不安を抱いている親は少なくないでしょう。
住んでいる学区の小学校にそのまま進学していいのかと迷う親たちが今、知っておくべきこととは何でしょうか。次のページから詳しく聞きました。

次ページから読める内容
- 中学受験を視野に入れて、受験熱の高い学校を選ぶ人も
- 多様性を体験できることも公立小の大切な要素
- 学校の情報は、何をどうやって調べる?
- ICT教育、大切なのはハード面よりもソフト面
- 親も一緒に新しい教育環境を作り上げていく、という姿勢が大事
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