子どもが巻き込まれる性犯罪が後をたちません。わが子を守り、また、正しい知識を持たないがゆえの加害者にならないよう、親は「性教育」に向き合い、性について伝えていかなければなりません。とはいえ、親自身はそこまで性教育に触れてきたでしょうか。「子どもに、一体、何をどう伝えればいいか分からない」という人に向けて、家庭で始める性教育のノウハウをお届けします。
いま、家庭から始める「性教育」
いま、家庭から始める「性教育」
-
1子どもに性をどう伝える? パパとママに聞いた
-
2未就学児の性教育 NO!と主張する大切さも伝えよう
-
3小学生の性教育 リスク以外にも伝えるべきことがある
-
4小島慶子 動じず逃げず 幼児期から対等な性教育
-
5性教育始めるタイミングは?親の疑問3つに答えます←今回はココ
子どもへの性教育は、一度、「こういうことか」と分かれば、いたるところに「始めるタイミング」があることが分かります。とはいえ、最初の一歩こそが難しいのではないでしょうか?
子どもへの性教育に悩むパパとママに語ってもらった特集1回目「子どもに性をどう伝える? パパとママに聞いた」では、以下のような声がありました。
「とにかく隠し事をしないと決めています」
「私は娘からまだ具体的な質問はないです。ただ、自分の母がそうだったように、娘から何か聞かれたら、はぐらかさずにしっかり答えようとは思っています」
「息子がもう少し大きくなって『ちんちんはどうして触ると大きくなるの? 何のため?』と聞いてきたら、男性のボッキという現象を、子どもを作るために必要なことという文脈でしっかり説明しようと思っています」
「私は娘からまだ具体的な質問はないです。ただ、自分の母がそうだったように、娘から何か聞かれたら、はぐらかさずにしっかり答えようとは思っています」
「息子がもう少し大きくなって『ちんちんはどうして触ると大きくなるの? 何のため?』と聞いてきたら、男性のボッキという現象を、子どもを作るために必要なことという文脈でしっかり説明しようと思っています」
親向けの性教育に関するワークショップを全国で開催するチーム「アクロストン」の医師夫婦、みさとさんとたかおさんは、「子どもへの性教育の必要性を認識し、考え始めているのは素晴らしいですね。性教育は、日々の生活の中で伝えていくことが大切です。できれば、子どもが未就学のうちに始めるのが理想です」と話します。
次ページ以降では、悩める未就学児の親にみさとさんとたかおさんがアドバイス。「性教育のタイミング」「アダルトコンテンツの弊害」「夫婦の役割分担」の3つの疑問について答えてもらいました。

次ページから読める内容
- 性教育は親子の信頼関係の延長にある
- 性教育にパパ・ママの役割はある?
続きは、日経DUAL有料会員の方がご覧いただけます
有料会員限定記事(2323本)が読める
有料会員登録すると以下のサービスを利用できます。
-
有料会員限定記事子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える共感ノウハウ記事がぎっしり!毎月の総力特集や連載がスマホで便利に読める共働きマガジンです。
-
おでかけサポートメール平日は時間がないからこそ土日は親子で思い出に残るホンモノ体験を!直前でも参加できるとっておきイベントが満載。メールとともに予約が相次ぐお宝情報を毎週お届けします。
-
共働き応援クーポン生活用品から子育てサービスまで、共働き暮らしに役立つ商品が割引きされるクーポンを多数ご用意。記事に加えて「お得」もゲット!嬉しい優待サービスをご案内します。
-
「教えて!両立の知恵」妊娠から育休、職場復帰、小1の壁対策など専門家ノウハウを伝授。子の年齢やテーマで分類されたQ&Aが約300本読み放題、引き放題。賢い共働き家庭に欠かせない大辞典です。
-
ラクラク保育園検索保育園の細かな施設情報がキーワードや自治体から検索できる使いやすいデータベース。保育園探しを始める共働き夫婦の「保活必勝ツール」です。
-
あなたの街の保育園事情分析入園決定率、認可整備率、園庭保有率など、自治体ごとの保育園事情を深掘り!保活に役立つ情報が満載です。
-
日経DUALラウンジ有料会員限定のオンライン会議室です。質の高いクローズドなコミュニティで情報交換ができます。
-
イベント招待/先行受付専門分野の名物講師によるプレミアムセミナーにご招待したり、優先的にご案内したりします。