AIの発達や社会情勢の変化で、将来の先行きが不透明です。そうしたなかでプログラミングやSTEAMなど、親世代にはなかった理系教育のキーワードが注目され、子どもに理系教科に強くなってほしい願う親は少なくないでしょう。

そもそも算数や理科などの理系教科が強くなることで、どんなメリットがあるのでしょう。また、文系両親のもとで理系脳の子どもを育てることはできるでしょうか。未就学児のうちはもちろん、小学校高学年からでも間に合う、子どもの理系思考を育むための家庭の習慣や、親子で楽しめる理科遊び、理科実験を紹介します。

算数、理科が楽しくなる 子どもの理系思考を育む9つの習慣

なぜ算数を勉強するの? きっかけづくりが大切

 わが子を「理系好き」にするために家庭でできることを紹介する本特集。前回の記事では、「理系が伸びる未就学児の習慣」について紹介しました。今回は、主に小学生の算数にフォーカスを当てながら、東京大学教授で「渋滞学」を考案した西成活裕さんに、家庭でお勧めの習慣を聞いていきます。

 子どもが算数嫌いになる理由の一つに「何のために算数を勉強するのか分からない」というものがあります。西成さんは、「人は、知りたい、解決したいという思いが強いほど、頑張って考えます。ですから、算数嫌いの子にいきなり計算ドリルを解かせるよりも、算数を自分ごととして捉えて、『ちょっとやってみようかな』『やらなきゃまずいかな』と思わせるようなきっかけづくりが必要です」と話します。

 また、算数というと計算を思い浮かべますが、計算力を付けることと、理系思考を鍛えることは別だと西成さん。「計算は数学の一部分にすぎず、数学者であっても、計算が得意とは限らないんですよ。もちろん計算力も必要ですが、それだけでは難しい数学の問題は解けないでしょう」と西成さんは言います。

 では、具体的にどんな力を付ければいいのでしょうか。子をサポートするために、親が家庭でできることとは? 次のページから紹介していきます。

次ページから読める内容

  • 粘り強く考え続ける「思考のスタミナ」を鍛えよう
  • 論理的思考を、楽しく身に付けるには?
  • 基本的な計算スキルはどう向上させる?

続きは、日経DUAL有料会員の方がご覧いただけます

有料会員限定記事(2003本)が読める
ログインはこちら
有料会員登録すると以下のサービスを利用できます。
  • 有料会員限定記事
    子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える共感ノウハウ記事がぎっしり!毎月の総力特集や連載がスマホで便利に読める共働きマガジンです。
  • おでかけサポートメール
    平日は時間がないからこそ土日は親子で思い出に残るホンモノ体験を!直前でも参加できるとっておきイベントが満載。メールとともに予約が相次ぐお宝情報を毎週お届けします。
  • 共働き応援クーポン
    生活用品から子育てサービスまで、共働き暮らしに役立つ商品が割引きされるクーポンを多数ご用意。記事に加えて「お得」もゲット!嬉しい優待サービスをご案内します。
  • 「教えて!両立の知恵」
    妊娠から育休、職場復帰、小1の壁対策など専門家ノウハウを伝授。子の年齢やテーマで分類されたQ&Aが約300本読み放題、引き放題。賢い共働き家庭に欠かせない大辞典です。
  • ラクラク保育園検索
    保育園の細かな施設情報がキーワードや自治体から検索できる使いやすいデータベース。保育園探しを始める共働き夫婦の「保活必勝ツール」です。
  • あなたの街の保育園事情分析
    入園決定率、認可整備率、園庭保有率など、自治体ごとの保育園事情を深掘り!保活に役立つ情報が満載です。
  • 日経DUALラウンジ
    有料会員限定のオンライン会議室です。質の高いクローズドなコミュニティで情報交換ができます。
  • イベント招待/先行受付
    専門分野の名物講師によるプレミアムセミナーにご招待したり、優先的にご案内したりします。
もっと見る