「2人目が欲しいけど、なかなか踏み切れない」「子どもは1人かなぁ…」などと、モヤモヤしている人は少なくないでしょう。そこで、DUALは440人が回答してくれた読者アンケートと専門家への取材から、「2人目どうする?」という悩みに向き合いました。ほかの共働きママやパパたちには、どんな悩みや考えがあるのでしょう。「わが家の解答」を探る上でのヒントが満載です。

2人目の不妊に悩む声

 「1人目はすぐできたのに…」「1人目も苦労したから2人目は無理かも…」。子どもは授かりものなので、「子どもが何人欲しい」という理想はあっても、ままならないこともあるでしょう。DUAL読者アンケートでも2人目の不妊に悩む声は多く寄せられました。

・「年齢的なこともあり、2人目が欲しければ治療もしなければならないと思い、金銭的に無理だとあきらめた」(46歳/パート・アルバイト/建設/年中のママ)

・「夫の単身赴任が長く、計画的に子づくりができないことと、年齢的に自然妊娠は難しいかもしれないので。不妊治療をしてまで欲しいとは思わない」(39歳/正社員/金融・証券・保険/小3のママ)

 1人目の不妊治療で苦労したため、2人目は不妊治療に取り組まなかったという声もありました。

・「1人目は不妊治療で授かったが、再び不妊治療に取り組むのは、精神的にも肉体的にも経済的にも難しいと思った。授乳中は生理が来ず、わざわざ断乳してまで取り組む気にもなれず。そんな中、仕事復帰して、よりいっそう時間的余裕がなくなり、年齢を重ね、あきらめた」(47歳/公務員/小3のママ)

・「夫が原因の不妊症でなかなか授からず、1人目の不妊治療で大変苦労し、多くの時間と費用がかかったので、金銭的にも体力的にも一人授かれば十分と決めた」(50歳/フリーランス/その他/小6のママ)

 2人目の不妊治療をしたけれども断念したという声も寄せられました。

・「完全にセックスレスなので不妊治療で人工授精を実施したが、授からなかったため、あきらめることに。ただ気持ち的にあきらめられたかと言うとそうではない。養子縁組まですべきかも悩ましいけれど、きょうだいが欲しい娘の気持ちを思うと申し訳ない気持ちになる」(43歳/正社員/食品・医薬・化粧品/2歳のママ)

 2人目の不妊治療に対する考え方は、夫婦の身体状態、仕事や家庭環境、家計、1人目の育児の状況などによって左右されるでしょう。家庭によって「最良の選択」は異なります。2人目の不妊治療を経験した先輩読者ママ2人に、2人目はいつから考えたか、2人目の不妊治療で大変だったこと、最終的にどんな結果に至ったかなどについて、体験談を聞きました。

A子さん(44歳) 1人目:自然妊娠、33歳で出産
36歳から自己流で2人目妊娠を目指すも成果が出ず、38歳で初めて受診
B子さん(46歳) 1人目:31歳から通院開始。顕微授精で妊娠、35歳で出産
2人目妊娠を希望して、36歳から不妊治療を再開