「2人目が欲しいけど、なかなか踏み切れない」「子どもは1人かなぁ…」などと、モヤモヤしている人は少なくないでしょう。そこで、DUALは440人が回答してくれた読者アンケートと専門家への取材から、「2人目どうする?」という悩みに向き合いました。ほかの共働きママやパパたちには、どんな悩みや考えがあるのでしょう。「わが家の解答」を探る上でのヒントが満載です。

 きょうだいの人数について、現在進行形で悩んでいる人もいるでしょう。モヤモヤを抱えていても、パートナーに話すのはなんとなく気が引ける、ママ友に話題を振るのもためらってしまう、周りにそんな話をできる人がいない、といった理由で、誰にも相談できずに自分の中で抱えてしまっている人もいるかもしれません。ほかのママやパパは、この悩みについてどのように考えているのでしょうか。

 そこでDUALでは読者アンケートを実施しました。次ページから具体的に紹介していきます。

アンケートは2021年2月19日~3月19日に実施。回答者数は440人、そのうち90.5%が女性。回答者の子どもの人数は、1人が222人、2人が160人、3人が46人、4人以上が12人。

 理想としている子どもの人数は、最も多かったのが「2人」で、「3人」とする人も30.9%という結果になりました。

 「2人」と回答した58.0%の内訳を見ると、「現在子どもが1人いる」人のうちの69.8%、「現在子どもが2人いる」人のうちの56.2%、「現在子どもが3人いる」人のうちの15.2%、「現在子どもが4人以上いる」人のうちの25.0%でした。

 理想の子どもの人数を2人とする理由は、以下のような回答がありました。

●「理想としている子どもの人数が2人」の理由

「自分が2人姉弟なので、将来のことも考えると理想は2人です」(44歳/卸売・小売・商業/年長のママ)

「2人が、両親がそれぞれをきちんと世話をできる範囲の人数だと思っているから。2人以上だと目が届かなくなりそうだから」(44歳/情報処理、SI、ソフトウェア/2歳、年長のママ)

「自分がひとりっ子だったので、きょうだいが欲しい気持ちがあるが、3人以上は体力的・金銭的に負担が大きいので2人が理想です」(41歳/機械、重電/小1のママ)

「私立中高一貫校に行かせたいと考えており、経済的に2人が限界だと思っているから」(43歳/金融・証券・保険/小2、小6のママ)

「経済的負担も少なく、かつ兄妹仲良くしてくれるから」(35歳/金融・証券・保険/2歳、小1のママ)