住宅購入は、人生において最も「大きな買い物」といっていいでしょう。晩婚・晩産化で、30代後半以降で親になるケースも少なくない今、「住宅資金」「子どもの教育資金」「老後資金」という3つのお金問題が重なってくるという人もいるかもしれません。また、コロナ禍で勤務スタイルが変化し、「持ち家を売って住み替えたい」という人もいるでしょう。首都圏では、特にマンション価格が高騰し続けており、買うタイミングを計りかねて様子見を続けている人も少なくありません。いつ、どこに、どう買えばいいのか……。共働き子育て世帯の「家の買い方」に迫ります。

令和時代の共働き家庭の家の買い方

住み慣れたエリアに自宅を購入することはメリットだらけ

 首都圏のマンション価格が大きく上昇を続ける中での共働き世代の自宅購入戦略について考えてきた本特集も、いよいよ最終回。本記事では、「今住んでいるエリアで家を買う」という選択肢について考えていきます。

 そもそも家を買うとき、「新しいエリアで家を買う」のか、それとも「住み慣れたエリアに家を買う」のかで、悩む人は多いでしょう。

 賃貸で住んでみた結果、そのエリアの住み心地がよくなって、同じ地域で住宅購入を考えている、という声は少なくありません。

 「共働き子育て中の家庭にとって、住み慣れたエリアに自宅を購入することは、物件探しにおいても、住み心地においてもメリットでしかない」。そう話すのは、All About(オールアバウト)でマンションの買い替え・売却ガイドを務める千葉由里さんです。

 デメリットがあるとしたら、必ずしもそのエリアで、希望条件に合う土地や物件が販売されるかどうか分からない点くらい、と話します。ただし、その場所にただ住んでいるだけでは、希望に合う条件の物件を見つけることはできません。「近所で家を買うにも、戦略が必要」という千葉さんに、そのエリアに住んでいるからこその「既得権益」を駆使しながら自宅購入するテクニックについて、物件種別ごとに詳しく教えてもらいました。

 最終ページでは、実際に住み慣れたエリアでの自宅購入を成功させた共働き家庭のケースも紹介します。

次ページから読める内容

  • 同じエリア内での自宅購入が失敗しにくい理由は
  • 住み慣れたエリアで自宅を購入するテクニックとは
  • 物件情報は散歩ついでなど足で稼ぐ
  • 瞬時に購入を決断できたのは、同じエリアに8年住んでいたからこそ

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