働く親が最初に「仕事やめたい」という衝動に襲われがちなのが「復帰1年目」でしょう。想定される「あるある事例」やその対策、「やめたい」衝動を乗り越えるためのマインドの保ち方などについて、オンラインキャリア相談サービス「ミートキャリア」で法人顧客内の育休復職者カウンセリングを主に担当している、横尾有理さんに前後編の2回に分けて聞きます。
「自分はなぜ働くのか」を言語化して、自分の軸をきちんと持っておくことができれば、子どもが登園時に行き渋ったときや子どもの体調不良が続いたときなどに「やめたい」と思っても思いとどまる武器になる、と横尾さんは言います。
「とはいえ、自分が『なぜ働くのか』を言語化することを難しいと捉える方も結構いらっしゃいます。まずは、今から1年後、そしてそれを続けた3年後を想定して整理することを提案しています」