どんなに仕事が好きでも、親になると「子どもを優先すべきでは」というマインドが生まれます。すると、子育てや仕事がうまくいかないときにふと顔を出すのが「やめたい」という気持ちでしょう。でも、再就職の厳しさを考えれば、やめないほうが賢い選択かもしれません。せっかくなら「やめたい」気持ちを飲み込むのではなく、ポジティブな行動やマインドで乗り越えていきたいものですね。そこで今特集では「やめたい」原因を解決するために知っておきたい攻めの戦略を紹介します。

どうする? ワーママの「もう仕事やめたい!」の衝動

 働く親が最初に「仕事やめたい」という衝動に襲われがちなのが「復帰1年目」でしょう。想定される「あるある事例」やその対策、「やめたい」衝動を乗り越えるためのマインドの保ち方などについて、オンラインキャリア相談サービス「ミートキャリア」で法人顧客内の育休復職者カウンセリングを主に担当している、横尾有理さんに前後編の2回に分けて聞きます。

復帰1年目 「やめたい」衝動が起きる「あるある」事例

◆夫婦の分担やコミュニケーションがうまくいかずにイライラ←今回はココを解説
◆仕事が時間内に終わらない or 配慮されすぎて仕事がない←今回はココを解説

◆仕事と育児の両立が物理的につらすぎる(前編で紹介)
◆子どもの体調不良に振り回されて疲労困憊(こんぱい)(前編で紹介)
◆職場の誰かに頼ることが続いて申し訳ないと落ち込む(前編で紹介)
◆登園時に行き渋って子どもが泣くのを見て心が折れる(前編で紹介)

こんな時、どうする?

 「自分はなぜ働くのか」を言語化して、自分の軸をきちんと持っておくことができれば、子どもが登園時に行き渋ったときや子どもの体調不良が続いたときなどに「やめたい」と思っても思いとどまる武器になる、と横尾さんは言います。

 「とはいえ、自分が『なぜ働くのか』を言語化することを難しいと捉える方も結構いらっしゃいます。まずは、今から1年後、そしてそれを続けた3年後を想定して整理することを提案しています」

次ページから読める内容

  • 追われているからこそ時間をつくる
  • つかみ取るゴールを明確に
  • 夫婦のコミュニケーション不和
  • 期待値のレベルは調整しよう
  • 1年目の大変さは永遠に続かない

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