育児のために諦めていること

 「仕事に関して育児のために現時点で諦めていること」(複数回答)を聞くと、1位が「飲み会」(44.3%)、2位が「勉強の機会」(38.9%)、3位が「残業」(29.8%)という結果でした。

仕事に関して育児のために現時点で諦めていること、ランキング1位~5位

【諦めざるを得ないことをどう感じているか?】

・自分の代わりに残業している同僚に対して申し訳なく思う(35歳/金融/企画・調査・マーケティング/0歳と年少のパパ)
チャンスを逃している気になる。育児が落ち着いても、チャンスが回って来ない気になり不安になる(35歳/情報処理/1歳のパパ)
・時期によっては残業しないと、毎日遅れが出て仕事が回っていかない。そんなときにつらさ、苦しさを感じる(39歳/公務員/一般事務/2歳と年長のパパ)
キャリアが思うように形成できていないことに対する危機感がある(43歳/自動車・輸送機器/総務・人事/0歳と年中のパパ)
・同期、あるいは後輩がいい仕事をしたり、昇進したりしていることに焦りを感じることが多々ある。そのたびに、他人と比較しても仕方がない、自分は自分にできることをやろうと言い聞かせている(44歳/マスコミ/2歳と年中のパパ)
・独身者や自由に残業できる人が多いので、そのくらい自由に仕事をしてみたく、羨ましさを感じる。悔しさのようなものもある(38歳/食品、医薬、化粧品/研究・開発/2歳と年中のパパ)

【諦めざるを得ない気持ちをどう発散しているか?】

・時間を確保したときに、できることはやるが、完全に発散されることはない(37歳/食品、医薬、化粧品/研究・開発/年少のパパ)
・処理できていない。日々苦悩している(43歳/自動車・輸送機器/総務・人事/0歳と年中のパパ)
諦めてます(31歳/マスコミ/2歳と年少のパパ)
・特に発散するすべがないので、抱え込まざるを得ない(38歳/情報処理/年中のパパ)

 さまざまなことを諦めていることへの焦りや悔しさを感じる一方、モヤモヤを発散できずに抱え込むという苦しい状況が見えます。