- (1)探究心が生き抜く力に 家庭や習い事で育むには
- (2)21世紀型スキル身に付く習い事3つ 詳細ルポ
- (3)英語、水泳、ピアノで子が自ら学び始める働きかけ
- (4)今、プログラミングを学ぶ理由と教室選びのポイント ←今回はココ
- (5)「料理」が子の探究心育む好機に サポートのコツは
親の関心が高いプログラミング教育、教室の選び方は?
2020年度から、いよいよプログラミング教育が必修化されます。保護者の関心も高く、イー・ラーニング研究所が2019年末から年明けにかけて子どものいる20代~50代の男女(計179人)に行った調査によると、「2019年に保護者間で話題になった習い事」の1位はプログラミング教室。「2020年に子どもにさせたい習い事」も、1位の英会話に次いで、僅差でプログラミング教室が2位となっています。将来なってもらいたい職業は「プログラマー(SE)・ゲームクリエーター」が2位と、教育だけでなく、キャリア面でもプログラミングやITへの関心の高さがうかがえます。
こうした親の関心・期待に応えるかのように、プログラミング教室が次々に開校し、進学塾の早稲田アカデミーでも2020年2月からプログラミング教室がスタートします。
教室の選択肢は多数あっても、親たちはプログラミング教育を受けたことがない世代です。プログラミング教育でどんな力が身に付くのかピンとこなかったり、それ故、教室を選ぶポイントが分からなかったりする人も多いのではないでしょうか。そこで、文部科学省のプログラミング教育に関する有識者会議委員会の委員で、プログラミング教材の開発を行っているソニー・グローバルエデュケーション社長の礒津政明さんに、教室の選び方や親の適切な関わり方などについて聞きました。
礒津さんは、教室選びにおいて、次のようなことに気をつけるとよいと話します。