子どもの可能性を広げるために、習い事をさせようと考える親は多いもの。では、習い事を通して、子どもにどんな力をつけてあげたいと思っていますか? 今、子育ての世界で最も重要とされている力の一つが「探究心」です。子どもの将来を見据え、探究心が育まれるかどうかで、習い事を選ぶ親も出てきています。でも、そもそも習い事で探究心を育むことって、できるのでしょうか? そこで本特集では、探究心の育て方に詳しい専門家の意見を取材し、探究心を育む視点でお勧めの習い事を紹介します。新年度の習い事計画に向け、ぜひ参考にしてください。

21世紀を生きる必須スキル 探究心をみがく習い事

親の関心が高いプログラミング教育、教室の選び方は?

 2020年度から、いよいよプログラミング教育が必修化されます。保護者の関心も高く、イー・ラーニング研究所が2019年末から年明けにかけて子どものいる20代~50代の男女(計179人)に行った調査によると、「2019年に保護者間で話題になった習い事」の1位はプログラミング教室。「2020年に子どもにさせたい習い事」も、1位の英会話に次いで、僅差でプログラミング教室が2位となっています。将来なってもらいたい職業は「プログラマー(SE)・ゲームクリエーター」が2位と、教育だけでなく、キャリア面でもプログラミングやITへの関心の高さがうかがえます。

 こうした親の関心・期待に応えるかのように、プログラミング教室が次々に開校し、進学塾の早稲田アカデミーでも2020年2月からプログラミング教室がスタートします。

 教室の選択肢は多数あっても、親たちはプログラミング教育を受けたことがない世代です。プログラミング教育でどんな力が身に付くのかピンとこなかったり、それ故、教室を選ぶポイントが分からなかったりする人も多いのではないでしょうか。そこで、文部科学省のプログラミング教育に関する有識者会議委員会の委員で、プログラミング教材の開発を行っているソニー・グローバルエデュケーション社長の礒津政明さんに、教室の選び方や親の適切な関わり方などについて聞きました。

 礒津さんは、教室選びにおいて、次のようなことに気をつけるとよいと話します。

次ページから読める内容

  • 教室選びのポイントは、授業のやり方と失敗力が身に付くか
  • ソフトウエア界の新しい哲学を伝えたい
  • 物事の仕組みを知るためにプログラミングは必須になっていく

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