21世紀を生きる必須スキル 探究心をみがく習い事
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1探究心が生き抜く力に 家庭や習い事で育むには
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221世紀型スキル身に付く習い事3つ 詳細ルポ
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3英語、水泳、ピアノで子が自ら学び始める働きかけ←今回はココ
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4今、プログラミングを学ぶ理由と教室選びのポイント
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5「料理」が子の探究心育む好機に サポートのコツは
定番習い事を通して、好奇心、探究心を伸ばすには?
日経DUALの読者アンケート(2018年11~12月に実施)によると、習い事の三大定番は英語、スイミング、ピアノ。この3つを習わせている理由としては「ネーティブの先生と接することで、外国の人に抵抗なくいられた(英語、子ども:小3)」、「小さいうちのほうが恐怖心が少ない(スイミング、子ども:3歳、小2)」、「耳が発達する時期に始めたほうがいいと聞いたから。また、両手を別々に動かすのを習得するのは(大きくなってからでは)難しいから(ピアノ、子ども:小1、中学生以上)」などの声がありました。
今回は、日本、アメリカ、中国でグローバル人材の育成に尽力してきた子ども教育の専門家の船津徹さんに、これらの3つを習う場合、親はどのような姿勢で取り組むといいかを聞きました。「自分の世界を広げたい、もっと知りたい」という子どもの好奇心や、「技術をもっと高めたい、そのためにはどうしたらいいか」を子ども自らが試行錯誤していく探究心は、習い事を通してどのように伸ばすことができるのでしょうか。
船津さんによると、英語、スイミング、ピアノそれぞれで親が心がけたいことは次の通りです。


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- 言葉の背景にある文化に興味を持たせ続ける
- スイミングは「こそ練」と安心感が向上心を持続
- 1日3分の親子練習と身近なアイドルが上達したい気持ちに