朝、子どもがなかなか布団から出てこなかったり、やっと出てきても朝食をのんびりゆっくり食べていたり……。そんな姿を見てイライラして子どもを叱りつけ、保育園や小学校に送り出したあとはぐったりしてしまって、なかなか仕事モードに切り替われないという悪循環に陥る親もいるのではないでしょうか。そうした共働き家庭にありがちな朝のイライラやバトルは、親子ともに心理的にも肉体的にも大きなダメージとなります。回避するために、どうすればいいのでしょうか。そのヒントを紹介します。

親子の朝時間を立て直せ!

すぐに起きられない体質の子もいる

 忙しい朝に、子どもが起きなかったり、ベッドでグズグズしていたりすると、親は「早くしなさい!」と声を荒らげてしまいがちです。しかし、「子どもがすぐに目覚められない、動き出すことができないのには理由があります」と、多くの家庭の悩み相談を受けている教育家の小川大介さんは言います。

 「心と体の準備ができていないからです。準備ができていないのに、無理やり起こそうとしてもうまくはいきません」と小川さん。

 「まず前提として、体については、子どもによっては朝が弱かったり、睡眠が浅かったりして、すぐに起きられない体質があることを知っておいてほしいと思います。そして心については、自分がすぐに起きて動き出すことができる『未来イメージ』が持てないことによる不安・心理抵抗も考えられます」

 では、そうした子どもの心と体の朝のコンディションを整えるためには、具体的に何をすればいいのでしょうか。

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  • 誰もが「目が覚めた瞬間から1日が始まる」わけではない
  • 完璧な親を目指さず「やらない選択」も必要
  • 家庭環境や子どもの体質に合わせてわが家のベストな朝活を

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