湘南の海のそばに暮らす、料理家の飛田和緒さん。海辺で過ごすおいしい毎日を、旬の素材のレシピとともにご紹介します。(撮影=安部まゆみ)

今月の旬(番外編)
【枝豆】
 枝豆というと夏が旬。飛田さんの住む湘南では10月に2週間ほど出回る「田の畔豆(たのくろまめ)」という品種があるそうです。
 そろそろ店頭から枝豆がなくなる時期ですが、もし見かけたら夏の名残りを感じながら、飛田家の枝豆レシピをぜひ作ってみてください。来年の夏に向けて、覚えておくのもいいですね。

※1カップ=200ml、大さじ1=15 mlです

<枝豆の茹で方>

シンプルに塩で茹でただけの枝豆が一番おいしい! 決して茹でたあとに、水にさらさないようにするのが鉄則です。ざるに広げ手早く粗熱を取って、手でつまめるくらいのあたたかさで食べるのが絶品。茹ですぎてあまったときはみそ汁や小鉢にアレンジしていただきます。

作り方

  1. 枝豆は枝からもいで、さやの両端をはさみで切って、さっと洗う。
  2. 塩を合わせてこすり洗いし、塩をつけたまま、お好みの加減で茹でる。固めよりは普通に茹でたほうが香りと甘味が味わえる。

茹でた枝豆があまったときの活用レシピ

<枝豆のみそ汁>

さやごと入れる枝豆のみそ汁。さやを口の中でしごきながら豆を出して食べます。さやに含んだだしを一緒にチュッと吸うのが美味。

作り方

  1. 茹でた枝豆をさやごとだしに入れてさっと煮る。
  2. みそを溶き入れて仕上げる。

<枝豆の薬味しょうゆ和え>

茹でた枝豆があればささっとできる一品。お酒のおつまみにも。

作り方

  1. にんにく、しょうがのみじん切りをごま油で炒め、しょうゆを合わせてお好みの味にしてから冷ます。
  2. 1に枝豆を和えて、できあがり。

<おまけレシピ>

お弁当にえだ豆を入れる場合はさやをはずして、豆だけで入れます。常温で時間の経過があると、さやに含まれている水気がにおう場合があるので、そうするようになりました。時間に余裕があるときは、豆を楊枝にいくつか刺していれるとかわいいですね。

Mini colum 飛田さんのいとしき台所道具

グリルパン

真っ白なデザインが印象的なグリルパン。「既製品は中が黒いものがほとんどなので、あえて白にこだわりました」と飛田さん自身がプロデュースしたものです。小ぶりサイズながら、使い勝手がよく、魚はもちろん、肉や野菜をおいしく焼いたり、パンを焼くにもぴったり。おいしそうな焼き目がつくので、ホットサンドにしてもいいですね。

飛田和緒厳選道具 グリルパン18×26cm (レシピブック付) 5400円(税込)/キッチンプランニング
http://www.kitchenplanning.jp/

レシピ・イラスト=飛田和緒(ひだ・かずを)さん
料理家。神奈川県湘南にある家で夫とひとり娘・花之子ちゃんと暮らす。四季折々の旬を味わう家庭料理を提案。10月に『とびきりおいしいママのお菓子』(講談社)が刊行予定。