書き初めは、日本の伝統行事にして、冬休み宿題のメインイベントです。うちの子は書道を習っていないから毛筆が苦手…。家で墨汁を使うと汚れてしまいそう…。そんな、書き初めにまつわる保護者のお悩みを解消します。
東京都内で日向書道教室を主宰する日向伯周さんに、二人の小学3年生を指導してもらい、自宅での書き初めの取り組み方について教えてもらいました。年明けに学校で開かれる席書会(書き初め会)に備え、冬休み中に家庭で取り組みたいですね。
「書き初めは、お手本通り、バランスの整ったきれいな字を書くことが基本ですが、元気よく、のびのびと書くことも大切です。細かいことを気にせず、お子さんが書く姿を見守りましょう」と日向さんはアドバイスします。
毛筆は、準備がとても大切です。「うまく書けるかどうかは、この準備にかかっているといっても過言ではありません」。筆を洗うためのヘア用のクシ、部屋の汚れ対策に養生ビニールシートや両面テープなども必要です。店が休みになってしまう年末年始には、入手しづらいものがあったり、コピーを取る必要があったりしますので、冬休みが始まったらすぐに準備を整えておきましょう。
<準備するもの>
・書き初め用紙 3~5枚(学校で配布される。自宅で追加購入する際は学校指定の大きさのものを)
・筆(本題用、名前用)
・墨汁
・すずり
・書き初め用下敷き
・吸い取り用半紙 20枚ぐらい ※書いた文字の墨を吸い取るときに使う
・赤ペン(ボールペンでも可)
・ヘア用のクシ ※筆を洗うときに使う
・定規
・はさみ
・両面テープ
・レジャーシート
・養生シート(ペンキ塗装用のものなど)
・筆(本題用、名前用)
・墨汁
・すずり
・書き初め用下敷き
・吸い取り用半紙 20枚ぐらい ※書いた文字の墨を吸い取るときに使う
・赤ペン(ボールペンでも可)
・ヘア用のクシ ※筆を洗うときに使う
・定規
・はさみ
・両面テープ
・レジャーシート
・養生シート(ペンキ塗装用のものなど)
では、準備について見ていきましょう。

日向伯周さんと3人の小学生
次ページから読める内容
- 子どもが持ち帰った筆が墨で固まっている場合の手入れは
- 美しく書くためには筆の持ち方も大切
- 子どもの作品をよりよくするためのチェック点