日経xwoman DUALの新刊書籍『実録 中学受験 成功の分析 ~受験生の数だけドラマがある! 泣いたり落ち込んだりしたけれど、最後は笑った』では、中学受験を経験した11家庭の実録に加え、中学受験の最新動向や家庭学習のコツなどを紹介しています。おかげさまでAmazon「中学受験案内」カテゴリで1位(2021年12月7日時点)となりました。

中学受験生のいるご家庭を全力で応援!

  首都圏で中学受験を控える小学6年生にとって、12月はサピックスオープンに首都模試、そして合不合判定テストと、入試前の最後となる模擬試験が目白押しです。そうした模試の結果が出そろい、判定に安堵する親もいれば、焦りを覚えたり、不安な気持ちが高まってしまったりする親もいるのではないでしょうか。でも、模試の結果に一喜一憂する必要はありません。特に6年生のこの時期は、模試の結果は参考程度と考えて大丈夫。本書でも紹介しているとおり、6年生の11月以降は、模試の結果ではなく、志望校の過去問の正答率がどれくらいなのか、過去問の出来具合のほうを気にしたほうがいいのです。模試はあくまで、子どもの苦手分野の洗い出しのツールとして割り切りましょう。模試の結果が良かったときでも「良かったね」と言う程度にとどめて、過度に喜ばないことも大事です。

 さて、これから受験本番を控えるシーズン、親はどういったことを気にすればいいのでしょうか。本書では「中学受験本番で実力を発揮するため直前期にすべきこと」も紹介しています。中学受験は高校受験や大学受験とは異なり、親子の受験という側面が強いものです。しかし、最後は子どもの力を信じるしかありません。大事なのは、親の見守り力。親は不安や焦りから、イライラを子どもにぶつけたり、うっかり失言をして子どものモチベーションを下げたりと、足をひっぱらないように意識をしましょう。ぜひ、様々な山あり谷ありの実例を紹介している本書を読んで、心を落ち着けてください。すべての中学受験生のご健闘をお祈りします!


本書に登場する11家庭の「成功ポイント」を分析してくれたプロ家庭教師で「名門指導会」代表の西村則康先生と、メーンで本書の記事執筆に当たった、受験に詳しいライターの越南小町さん、子どもが中学受験を経験した「受験親」編集Hの3人が語る、中学受験座談会はこちら!

【前編】 変化する中学受験 親は最新情報を収集しておくべし
【中編】 合格体験記を読んでも焦らない 各家庭にドラマあり
【後編】 中学受験は親が笑顔ならたいていはうまくいく

【大好評発売中!】

『実録 中学受験 成功の分析 ~受験生の数だけドラマがある! 泣いたり落ち込んだりしたけれど、最後は笑った』
(日経xwoman編、日経BP刊、定価:本体1500円+税)


中学受験を決めたきっかけや子どもの受験勉強のスタイル、志望校の選び方といった「中学受験の道」は子どもと親の数だけあり、まさに百人百様です。
「これが正解」というものはありません。

本書ではDUALの人気連載「中学受験親、集まれ!!」から11の実例を収録しました。
幾多の苦難があっても、最後には親子で笑えた。中学受験で得た経験は、その後も成功や自信につながり、家族のきずなづくりに役立った。そうした「わが家なりの正解」を勝ち取るバイブルとして、ぜひお役立てください。

Part1
中学受験の現状・徹底解説

Part2
11家庭の事例に見る中学受験のリアル
西村則康先生ポイント解説付き

Part3
中学受験 成功へのロードマップ

コラム
小6の9月に長男が受験宣言 合格への道程は 
漫画家・細川貂々さん(『なぜか突然、中学受験。』著者)

途中撤退でも不合格でも、中学受験経験は未来に生きる
作家・藤岡陽子さん(『金の角持つ子どもたち』著者)

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