こんにちは。プロ家庭教師集団「名門指導会」算数科主任の高野健一です。入試に向けて算数で特に押さえておきたいポイントについてお話しする3回シリーズ、最終回となる今回は、入試で「あと1、2問の得点」につながる問題を紹介します。

 東京・神奈川での中学入試が始まる2月1日まで2カ月を切りました。この時期になると「算数はあと何を勉強すればいいですか?」という質問をよく受けます。

 理科や社会など暗記事項が多い科目ではそれらの最終確認が得点に直結するのですが、算数ではすぐに得点に結びつきそうなイメージが持てないのでしょう。しかし、算数でも直前に「あと1、2問」分の得点を目指すために取り組んでおきたい問題はあります。今回はそのような問題をいくつか紹介していきます。

 「理科や社会では暗記事項の最終確認が得点に直結する」と書きましたが、算数にも解き方を知っていることが得点に直結する問題が存在します。その中でも、ある特定の状況にしか通用しない手法は使い慣れていないこともあり、突然出されたときに引き出しにくいものです。例えば次のような問題があります。

問題1 オオカミ3匹とヒツジ4匹をオリの中に1匹ずつ順に入れていきます。このとき、もし途中でオリの中にいるオオカミの数がヒツジの数よりも多くなってしまうとヒツジはオオカミに食べられてしまいます。そうならないようにヒツジとオオカミをオリの中に入れる順序は全部で何通りありますか。

 「オオカミ・ヒツジ問題」と言われる有名なものなので、塾のテキストなどで一度は見たことがあるかもしれません。

次ページから読める内容

  • 「解き方を知っている」ことが得点に直結する問題
  • 手を動かしてみて、答えや規則を見つける
  • 押さえておきたい数列の定番パターン
  • なぜこのような規則になるのか?
  • 入試直前は「できる」イメージを持つことが大切

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