こんにちは、若井浩之と申します。私はプロ家庭教師集団「名門指導会」で、灘中をはじめとした関西の中学受験家庭の国語指導を担当しています。今回は、文章を読む速さの上げ方についてお話ししたいと思います。

 普段、保護者から「うちの子は文章を読むのが遅いんです」と相談を受けます。確かに、文章を読むスピードが速ければ、試験の制限時間内に読める文章量が増えるでしょうし、直接的に試験の役に立つように思えます。「子どもが文章を読むのが遅い」と悩む親御さんの気持ちはよく分かります。

 ただ、ここからの残り数十日で、受験勉強と別に速読の力を付ける時間の余裕はありません。そこで、今までの勉強の延長線上でできそうな読解のコツ、結果的に試験時間に余裕を生み出す方法についてお話しします。

 ここで言う「読む速さ」とは、単純に目の動きを速くすることではありません。内容理解の速度を上げるということです。それには、情報を取捨選択することも大事になります。

スピードアップ≠目の動きを速くする
       =内容理解の速度を上げる
       ≒読まない技術を身につける

 具体的な方法を、次のページから紹介します。

次ページから読める内容

  • スピードアップのために気を付けたい2つのポイント
  • 物語文の読解は「因果関係」と「場面」が大事
  • 論説文の文章構成の理解は「設問の形式で絞り込む」

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