中学受験の本番が近づいてきました。子どもの知識の確認を親子でできる連載がスタート。国語、算数、理科、社会の4教科を、各3回ずつ掲載していく予定です。直前期にぜひ役立ててください。第1回は、理科教育家の辻義夫さんによる「月」の解説です。

 こんにちは。辻義夫と申します。私は日々、皆さんに中学受験を通して理科の楽しさを伝える仕事をしています。今回は秋深まる季節ということで、月についてお話します。

 5月に、月と木星、さらに火星や土星が地球に接近して観測できるとのニュースがありました。もちろん、見かけ上そう見えるだけで、実際には遠く離れた位置にある惑星たちですが、明るく輝く星が集まって見えるのは感動ものでした。

 さて、月は太陽や他の星と同じように、地上から見ると東の空から昇って西の空に沈むように見えます。時計の針と同じように動いて見えるんですね。これは地球が西から東に自転しているからそう見えるのであって、太陽や月が実際に昇ったり沈んだりしているわけではありません

図1

(作図:辻さん)
(作図:辻さん)

 月も地球も自転や公転をしています。月は地球のまわりを公転し、その地球が太陽のまわりを公転しています。

 では月は実際、どのように動いているでしょうか?

 次のうち正しいと思うほうを選んでみてください。

A. 地球のまわりを公転しているのだから、円を描いて動いている
B. 円というより、ジグザグに動いている感じ

 答えは次のページです。

次ページから読める内容

  • 「地球が止まっていれば」
  • 天体の動きは図にして確認してみる

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