単に「テストでいい点が取れる」というのではなく、好きなことを自分で見つけて学べる子に育つには? わが子の可能性を伸ばすためのノウハウをまとめた日経DUALの書籍『「頭がいい子」が育つ家庭の8つの習慣』が好評発売中です。発達心理学・保育学の専門家で、「おかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」「こどもちゃれんじ」などの監修も手掛けたお茶の水女子大学名誉教授の内田伸子さんが、忙しい共働きの親が家庭でできる関わり方を教えてくれています。

この連載では、子育ての「こんなとき、どうすればいい?」という問いに、内田さんが6回シリーズで答えます。

子どもの自主性、どうやったら身に付きますか?

 自分から身支度や勉強をする、自主性のある子に育ってほしい。そう思っていても、忙しいとつい親が指示を出したり、手を貸してしまったりすることも。「これでは自主性が育たない」と悩んだりイライラしたりするという、親からの声が聞かれます。

「自主性のある子」に育てるのが難しいと悩む親も。画像はイメージ
「自主性のある子」に育てるのが難しいと悩む親も。画像はイメージ

 日経DUALの新刊『「頭がいい子」が育つ家庭の8つの習慣』の中で、内田さんは「赤ちゃんの頃から考えてみると、子どもは素晴らしい成長を遂げているはず。焦らないでいいですよ」と伝えています。今回は、「自主性をどのように身に付けたらよいか」について、保育園児と小学生の親それぞれにアドバイスをもらいます。

 まずは保育園児を育てる親のお悩みから。

親からのお悩み【1】

 4歳男子の母です。保育園では自分のことは自分できちんとできているようですが、家では着替えも歯磨きも「ママ、やって~」と甘えてばかり。一体いつまで親が手助けしていいのでしょうか。手助けしないと、子どもがすぐグズるので面倒だと感じてしまい、ついやってあげてしまっています……。

 次のページで内田さんに解説してもらいます(囲みの下のリンクをクリックして次ページへ)。

【好評発売中!】
『「頭がいい子」が育つ家庭の8つの習慣』

(日経DUAL編、1540円、日経BP刊)

未来を生き抜く力を育てるために親ができることを、具体的な30の「方針」として紹介。お茶の水女子大学名誉教授の内田伸子さんをはじめ、生物学者の福岡伸一さん、脳科学者の茂木健一郎さんなど、数多くの専門家や著名人に取材しています。ぜひ手に取ってお読みください。目次はこちらから!

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