子育てだけでも大変なのに、仕事で後輩や部下を育成するなんてもっと大変では? そう思っている人もいるかもしれません。リモートワークなどの新しい働き方が広がり、管理職としての業務の在り方や人材育成の方法も変わりつつある中、DUAL世代の管理職たちはどのように考え、奮闘しているのでしょうか。この連載では、毎日バタバタ、悩みながら一歩一歩進むDUAL世代の管理職のリアルな姿を紹介しつつ、新しいマネジメントの在り方を探っていきます。

3人の子育てをしながら管理職に挑戦したママのヒストリーを紹介した上編に続き、下編では、在宅勤務が中心となった現在、マネジメントで大切にしているポイントについて聞いていきます。

(上)3人子育ての管理職ママ 頑張りすぎて苦しい時期も
(下)在宅勤務の管理職 チーム内の仕事の偏りどうなくす ←今回はココ

弱みを見せる管理職であってもいい

 インターネット広告会社のサイバー・コミュニケーションズで、広報部門の管理職を務めている梶原理加さん。3人の子どもを育てながら、メンバー3人を束ね、3月までは16時30分に退社する生活だった。現在は新型コロナウイルスの拡大で、在宅勤務がベースに。必要な場合のみ不定期で出社している。

小学生と2人の保育園児を育てながら、サイバー・コミュニケーションズの広報部門で管理職を務める梶原さん
小学生と2人の保育園児を育てながら、サイバー・コミュニケーションズの広報部門で管理職を務める梶原さん

 4月以降は夫も週に数日は在宅勤務となった。何よりもよかったことは、夫と子育てをシェアできるようになったことだという。

 「朝の保育園送りからお迎え、夕食、寝かしつけまで、これまではワンオペでなんとかやってきました。それが夫婦で在宅勤務になったことで、送迎の分担などができるようになり、仕事と育児の両立がしやすくなりました」

梶原さんの1日のスケジュール(在宅勤務の日)
6:00 起床・身支度
7:00 朝食
7:30 小学生の長女の送り出し
8:00 保育園の長男、次男の送り
9:00 勤務開始
10:00~10:30 チーム朝会(オンライン)
11:00~12:00 社内MTG(オンライン)
13:00~18:00 デスク業務
16:00 長女が小学校から帰宅
18:30 夕食準備、長男と次男が保育園から帰宅(夫がお迎え)
19:00 夕食
21:30 寝かしつけ
22:00 休憩
23:00 就寝

 ただ、学校の休校や保育園の登園自粛期間中、3人の子どもが家の中にいる中で在宅勤務をしなければならなかった時期は大変だった。

 「ちょうどマンションの1階部分に引っ越しをしたばかりだったので、私はPCを常に抱えて、マンションの庭にプールを出して子どもたちを遊ばせながら仕事、アニメを見ている隣で仕事。どうしても子どもが騒いで中断しなくてはならないことも多々ありました。小学生の学習は1日1時間と決め、夫婦のどちらかがマンツーマンで対応して、なんとか宿題だけはこなしたかなあと。保育園の先生の存在や学校の役割などを改めて感じることになりました」

 在宅勤務の課題としてしばしば挙げられるのが、コミュニケーションが希薄になりがちという点だ。梶原さんは管理職として、チームのメンバーのケアをどのように行っているのか。

次ページから読める内容

  • 毎朝10分でも、オンラインでメンバーの顔を見る
  • 1つの仕事に集中すべきか、力を分散して同時に回すか
  • 3人目が小学生になったら、新しいチャレンジをしたい
  • コロナ禍で、在宅勤務に見なし労働時間制度を適用

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