10代・20代で両親が末期がんになった経験から予防医療に興味を持ち、米国で栄養学を学んだ細川モモさん。以来女性の健康についての啓発活動や、母子の健康増進プロジェクトに数多く関わるなか、2016年と今年3月にそれぞれ女の子を出産しました。この連載では、ロールモデルのいない共働き時代に、いかに夫婦で協力し、時に葛藤を交えながら新時代の子育てに取り組んでいくのか、細川さん夫婦の日々の姿や率直な思いについてつづってもらいます。

3カ月の予定が、コロナで5カ月目に突入

 次女のひぃちゃんが生まれて早4カ月。3カ月の育休を取るはずだった演奏家のパパは、コロナの影響を受けて8月も仕事はほぼなくなり、育休はなんと5カ月目に突入している。自分たち夫婦の育休中に、政府による妻の出産直後の夫を対象とした新たな休業制度の方針を伝えるニュースもあった。

 当事者として、「父親の理想の育休期間」について考えてみた。ここで重要なのは、ひとくちに育休といっても、一人目の時と二人目の時では家族構成が変わってくるのだから、求められる内容も変わってくるということ。

 長女ゆっちゃんの誕生にあたって、夫は1カ月の育休を取ってくれた。実母も義母も他界しており、里帰り出産なんて夢のまた夢である私たち夫婦にとって必要な休みと話し合った結果だった。実際取ってみて思ったのは、生まれて1カ月の新生児の時期は赤ちゃんも寝てばかりなので、寝不足でない日の日中は夫婦ともに余裕があるということ。「おや? これはやれちゃうんじゃない?」という錯覚をしていた。ところがどっこい、1カ月を過ぎたあたりからは、赤ちゃんに泣く体力がつき、泣き声も日増しに大きく力強くなり、起きている時間がだんだんと長くなってくる。加えて初めてのワクチン接種もあり、てんやわんや感が劇的にアップするのも、この頃ではないだろうか。正直、子育て初心者マークでの育休1カ月はとても短かった。

 2回目の「パパ育休」に関して思うのは、父親の長期休暇(いや休みじゃないんだけどさ)において「父親と子どもの関係性」というのは決して軽視してはいけないということ。こう話すと、ゆっちゃんとパパの関係性が悪いみたいに聞こえるかもしれないけど(笑)、ゆっちゃんは「パパ大好き!」とよく言っているのでご安心をば。

最近はパパにラブレターを読むほどパパにラブラブなゆっちゃん。赤ちゃん返りが軽かった+短期間で終わったのはパパのおかげ
最近はパパにラブレターを読むほどパパにラブラブなゆっちゃん。赤ちゃん返りが軽かった+短期間で終わったのはパパのおかげ

次ページから読める内容

  • 子どもに対する接し方に関して、夫婦で話し合いを実施
  • パパ育休の「義務化」に少し懸念
  • 次女出産後、パパが上の子のサンドバッグ役を務めてくれた

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