フリーアナウンサーの高橋真麻さんは2020年4月下旬に第1子を出産。約2カ月後の7月上旬から、少しずつ仕事に復帰しました。産休が明けてから間もない時期の復帰に、迷いはなかったのでしょうか。復帰の理由と仕事へかける思いを聞きました。

「これだったら仕事をしていたい」

 みなさん、こんにちは。高橋真麻です。

 4月下旬に娘を出産し、7月初めに仕事に復帰してから、毎日があっという間に過ぎていきます。

 妊娠中を振り返ると、私は幸いなことにつわりが重くなかったので、以前とほぼ変わりなく仕事を続けられました。妊娠後期には大きくなった子宮で胃が圧迫され、毎晩のように吐いてしまいましたが、「二日酔いのときもこんな感じだった」と思うことで乗り切りました。

 実は、両親がなかなか子どもに恵まれなかったと聞いていたため、私も漠然と「子どもは望めないかも」と思っていたんです。友人の中に、子どもが欲しくてもなかなかできない人もいて、そのつらさに共感していたので、自分が妊娠してからはあまりハッピーな気持ちを外に向けて表すことはしませんでした。今、自分のブログを見返してみても、妊娠中のことはそれほど書いていません。

 出産してからは、授乳に夜泣き対処、オムツ替え……と、てんやわんやの毎日。でも一方で私は「家事・育児以外にすることがない」と感じていました。

出産後に育児日記を付け始めました
出産後に育児日記を付け始めました

 子育ては24時間エンドレス、一瞬たりとも子どもから目が離せません。ただ、運良く、子どもがお昼寝で3時間ぐっすり寝てくれると、その間、何もすることがなかったんですね。もちろん、掃除や洗濯といった家事はありますが、自分自身に関しては何もない。もともと趣味が少ないですし、好きだった食べ歩きもできません。

 そのときに感じたのは、「これだったら仕事をしていたい」ということでした。私にとっては仕事が趣味に近い存在であり、最も熱心に取り組んでいるものなんだと再確認しました。

 家族と相談し、産後約2カ月でレギュラー番組に復帰しましたが、それが可能だったのは「体調面に問題がなかった」からです。幸いにも安産でしたし、健康面で不安は感じていませんでした。私が仕事をしている間は、在宅ワークの夫が子どもの面倒を見てくれました。正直に言うと、コロナ禍でなければ、もう少し早く復帰していたかもしれません。

 一方で、復帰の時期に対しては、ネット上で「早すぎる」「無理しているのでは」との声もいただきました。産後の体調や仕事への価値観は人それぞれですし、そうした意見があるのも理解できます。

 ただ、「子どもがかわいそう」という批判には納得できませんでした。

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  • 共働きの両親に育てられた私にとって、働くことは当たり前
  • 人の意見は聞くけれど、最後に決断するのは自分

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