管理職育成や育児のコンシェルジェなどの制度がWPを支える

 育休から復帰して1年ほどになる馴松千聡さんは、アクセンチュアの管理職育成の枠組みについて解説。家事・育児のバランスが偏りがちなワーキングマザーも、十分な成長機会が得られているか判断できる視点があるので安心して働けると言います。

<b>馴松千聡さん</b><br>ビジネス コンサルティング本部マネジャー。2014年新卒入社。2020年に第1子を出産し、1年間の産・育休を取得した。料理上手な夫と共家事、共育児、共働きを実践中
馴松千聡さん
ビジネス コンサルティング本部マネジャー。2014年新卒入社。2020年に第1子を出産し、1年間の産・育休を取得した。料理上手な夫と共家事、共育児、共働きを実践中

【アクセンチュアの4Rスポンサーシップ プログラム】

4つのRの視点から管理職候補社員が十分に成長機会を得ているかをモニタリング
・後見人(支援者)は適切か Right Sponsor
・役職は適切か Right Role
・スキルは適切か Right Skill
・本人の希望する成長に適したお客様を担当しているか Right Client

 馴松さんは、福本さんの不安は見通しがきかないことから発生しているのではと指摘。そのような際に利用できる、育児コンシェルジェという制度があることに触れました。「育児や出産の制度や手続きに詳しい社外スタッフが、状況に応じて必要な情報を提供してくれます。出産・育児にまつわる社内外の手続きや、両立のTIPSなどが得られるので、私も利用しています」

 4月に育休から復帰したばかりの荒木佐知子さんは、「育児はやりがいがあり、子どもの成長が見られる貴重な経験です。育休へ一歩踏み出す男性が増えてほしい」と、自身の経験を踏まえて話しました。

<b>荒木佐知子さん</b><br>テクノロジー コンサルティング本部マネジャー。2016年に経験者採用で中途入社。さまざまな業界のクライアント向けに財務会計・経営管理領域におけるシステム導入やその前段となる業務プロセス整備、ルール標準化のプロジェクトを担当。2021年に第1子を出産し、2022年4月に育休から復帰
荒木佐知子さん
テクノロジー コンサルティング本部マネジャー。2016年に経験者採用で中途入社。さまざまな業界のクライアント向けに財務会計・経営管理領域におけるシステム導入やその前段となる業務プロセス整備、ルール標準化のプロジェクトを担当。2021年に第1子を出産し、2022年4月に育休から復帰

 福本さんは「アドバイスを聞いて不安が軽くなりました。私も子育てに関わって子どもの成長を見たい。将来は育休を取ろうと思います」と納得した様子を見せました。