時間休の制度を活用して、日中も育児

 4月に長女が生まれた際、育児休業は取得しませんでした。初めての育児で特に大変な産後の時期、プロジェクトの仕事を続けながらどのように乗り切ったのでしょうか。

 「有給休暇やフレックス勤務を組み合わせていました。産後すぐは、時間休を利用して病院へ行き、おむつ替えや沐浴、授乳の仕方を習っていました。退院後は2日間ほど有給を取り、その後は普段通り仕事を進めていました」

 夜中に泣いたときの抱っこや寝かしつけ、授乳も妻と交代でしていたそうです。「お互いにダウンしないように話し合って担当を決めました。妻が一晩続けて寝られるように、寝室を分ける日もありました。いざとなったら両親に頼れるということも支えになったと思います」

 その後も、時間単位で取得できる有給休暇をうまく使い、日中も離乳食やおむつ替え、お風呂を担当。育児にしっかりと関わっていたそうです。「例えば、朝9~10時に育児をしたら、その時間分、終業を後ろ倒したり、急に熱が出たり、頭を打ったりして病院へ連れて行くときにも、フレックス制度や有給休暇を活用したので業務への影響はありませんでした。長めに抜けるときは、チームメンバーにも事情を伝えるのですが、フラットに受け止めてくれてもらえ、時にはアドバイスももらえたのは助かりました」

出産後、退院するときの家族写真
出産後、退院するときの家族写真