育休取ったらこうなった1
度重なる子どもの体調不良を乗り切れたのは育休のおかげ

 「育休から職場復帰したタイミングで一番大変だったのは、保育園に入った長女が頻繁に体調を崩したこと。ぜんそくや気管支炎になり、娘は1年で3回も入院しました。あっという間に有休を使い切りましたが、妻と2人でこのスクランブルに対応できたのは、育休で子育てを経験していたおかげだと思います。自分一人で娘をみていた期間が3カ月あったので、特に大きな問題も起きませんでした。

 もう一つ、そんなキツい状況を乗り切れた理由は職場で “イクメンキャラ”を通していたことです。育休を取ったことで、職場ではすっかり『アイツはイクメンだ』という認識が広がっていました。僕自身も職場で子育ての話をたくさんしていたので、突然保育園にお迎えに行かなくちゃいけないときも『共働きだからパパも大変だね』と背中を押してもらえました。

 もしかしたらネガティブな声もあったのかもしれませんが、正直、忙しすぎて耳に入ってこなかったですね(笑)」

仕事が個人プレーからチームプレーに

育休取ったらこうなった2
仕事が時間内に終わるようになった

 「復帰後は保育園のお迎えに行く必要があったので、帰る時間も自動的に決まります。そうすると、とにかく時間を意識して動くようになる。言ってみればただそれだけのことなんですが、やっぱり効率も上がるし、なんとか時間内に終わるようになるんです。

 とはいえ、状況的にどうしても不可能という場合もあります。そういうときは、人に助けてもらうようになりました。もちろん周りの人に恵まれていたのですが、仕事をより早く、効率的に進めるには頼んだほうが早いこともあると知りました。

 不思議なもので、人を頼っていると、頼られるケースも増えて、結局持ちつ持たれつという感じになるんです。感覚としては、個人プレーからチームプレーになった感じです」